ビットコイン、2万8000ドルを上回る──カリフォルニア州の規制法成立が後押し

ビットコイン(BTC)は、暗号資産(仮想通貨)の短期的な将来に概ね肯定的なセンチメントが形成され、アメリカで署名された基本的な暗号資産規制法が価格を押し上げると思われる中、10月17日の欧州時間午前中に2万8400ドルを上回った。

カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム(Gavin Newsom)は10月13日に暗号ライセンス法案に署名し、2025年7月に発効することを決定した。

ブラックロック(BlackRock)のスポットビットコイン上場投資信託(ETF)が承認されたという誤報にも強気派は動じなかったようだが、16日にはビットコインの価格が大きく変動し、3万ドルまで急騰した後、2万7900ドルまで下落した。

過去24時間では、ビットコインが2.1%上昇し、2日続伸した一方、イーサリアム(ETH)とバイナンスコイン(BNB)はほとんど変化しなかった。ソラナ(SOL)は6%上昇し、主要コインの上昇を牽引したが、エックス・アール・ピー(XRP)とカルダノ(ADA)は0.3%下落した。

数百のトークンを幅広く追跡するコインデスク・マーケット・インデックス(CMI)は1.24%上昇した。

人気の分散型取引所(DEX)ユニスワップのUNIは、同プラットフォームが取引ごとに0.15%のスワップ手数料を導入したことにトレーダーが反応して、ソーシャルアプリXの業界ウォッチャーの間でさまざまな反応を引き起こし、3%下落した。

一部の市場アナリストは、報酬の機会とリスクの比較を理由に、仮想通貨投資の魅力は投資家の間で依然として残っていると述べた。

「他の資産クラスと比較して、暗号資産のリスク対リターン(または上昇対下降)ははるかに良く見える」とソーシャルアプリCalaxyの共同創設者であるソロ・セセー(Solo Cessay)氏は米CoinDeskへのメモの中で述べた。「現在の資産価格を考えると、暗号資産は最も上昇の可能性があるように見える。不動産、S&P500、すべてが史上最高値付近で取引されている」。

その他、取引所ビットフィネックス(Bitfinex)のアナリストは、短期ビットコインホルダー、つまり6カ月未満でビットコインを移動するウォレットアドレスが流通供給量のわずか19.34%であり、強い「保有感情」を示していることを週次のノートで共有した。

しかし、Bitfinexのアナリストは、暗号資産のスポット取引量が数年来の低水準に達していることや、トレーダーの間でレバレッジの利用が急速に増加していることに関連する市場リスクを指摘し、価格が急速に変動して、16日のような大規模な清算を引き起こす可能性がある状況を生み出していると述べた。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Bitcoin Above $28K Buoyed by California ‘BitLicense’ Bill Being Signed