世界中で暗号資産へのニーズが高まっている:ブラックロックのラリー・フィンクCEO

世界最大の資産運用会社ブラックロック(BlackRock)のラリー・フィンクCEOは、世界中のクライアントが「暗号資産(仮想通貨)へのニーズ」について話をしていると語った。

ブラックロックのビットコイン現物ETF(上場投資信託)がSECに承認されたとの誤報がビットコイン価格を上昇させた数時間後、16日にFox Businessに出演したフィンクCEOは、申請のプロセスについては話すことはできないと述べた。

しかし、フィンクCEOは最近の価格上昇について次のように述べた。

「暗号資産への関心が高まっていることの一例だ」「我々は世界中のクライアントから暗号資産へのニーズを聞いている」

さらに「今日の上昇は、イスラエルの戦争、世界的なテロリズムをめぐるさまざまな問題を背景にしたクオリティへの逃避だと考えている」と続けた。

ブラックロックは他の大手金融機関とともに現在、ビットコイン現物ETFの発行について、SECの決定を待っている。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN
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|原文:BlackRock CEO Larry Fink Seeing Client Demand for Crypto ‘Around The World’