インジェクティブ急騰、年初来3000%上昇を達成

レイヤー1ブロックチェーン、インジェクティブ(Injective)のネイティブトークンであるインジェクティブ(INJ)は19日、過去最高値を更新して39.15ドル(約5600円、1ドル145円換算)まで急騰し、年初来3000%の上昇を達成した。

インジェクティブは過去24時間だけでも28%上昇しており、トレーダーらはソラナ(Solana)が最近注目を集めて上昇したことを受けてより幅広いアルトコインの上昇を予想している。

インジェクティブは、人工知能(AI)と分散型金融(DeFi)の要素を組み合わせたコスモス(Cosmos)ベースのブロックチェーン。過去24時間で6億ドルの取引高を記録したが、DefiLlamaによると、現在の預かり資産(Total Value Locked:TVL)は1800万ドル(約26億1000万円)にとどまる。

インジェクティブブロックチェーン上に構築されたDApps(分散型アプリケーション)は、AIアルゴリズムを使用して市場効率を向上させ、分散型取引所(DEX)での取引などユーザーの意思決定を最適化できる。また、インジェクティブブロックチェーンは自らを、効率性の向上を目的とした「自動実行スマートコントラクト」を提供する初のブロックチェーンだと説明している。

インジェクティブブロックチェーンでの預かり資産獲得が欠けているにもかかわらずインジェクティブ価格が上昇したことは、トレーダーが人工知能のナラティブ(物語)を買っていることを示しており、それは過去数カ月にわたってフェッチAI(FET)やグラフ(GRT)などの資産も牽引してきた。

今回の急騰は、新たに発行されたトークンのエアドロップを手に入れるためにさまざまなブロックチェーンを飛び回るエアドロップ・ファーマーのトレンドが出現しつつあることも要因となっている可能性がある。あるX(旧Twitter)ユーザーは、「エアドロップを確認した、インジェクティブをベースに構築されたプロジェクトが数多くある」と指摘した。

|翻訳・編集:林理南
|画像:TradingView
|原文:Injective’s INJ Year-to-Date Gain Rises to 3,000% After Latest Jump