米議員、ブロックチェーン国家戦略の検討で法案提出──「中国に負けるわけにはいかない」

米議員、ブロックチェーン国家戦略の検討で法案提出──「中国に負けるわけにはいかない」

アメリカ共和党の米下院議員ブレット・ガスリー(Brett Guthrie)氏は5月19日、 ビジネス、政府、海外国におけるブロックチェーン技術の普及についての調査を連邦取引委員会(FTC:Federal Trade Commission)に求める法案を提出した。米CoinDeskが入手した同法案の草案で分かった。

可決されれば、FTCには2年の調査期間が与えられ、その後6カ月以内に調査結果を議会に報告することになる。

ガスリー議員は、各州とビジネス分野でのブロックチェーンの導入事例や、ブロ開発計画、リスク軽減戦略、立法上のフレームワーク、抵触する可能性のある連邦法を統合する方法などについての提言を求めている。

同議員は、アメリカが世界の国家ブロックチェーン戦略の中で明確なリーダーになることを思い描き、懸念は敵対する中国に向けられている。ガスリー氏は発表文で「中国に負けるわけにはいかない」と述べた。

中国が着々と進めるデジタル人民元

一方、中国は4月に「Blockchain Services Network」を立ち上げ、中央銀行デジタル通貨「デジタル人民元」のテストを迅速に進めている。アメリカの取り組みをはるかに超え、国家が支援するブロックチェーンのユースケースを積極的に展開している。

ガスリー議員は「新型コロナウイルスの感染拡大は、テクノロジーにおけるアメリカのリーダーシップを維持する必要性を明確にした」とした上で、「アメリカはイノベーションと事業の国であり、我々はそれを維持する必要がある」と述べた。

今回の法案は下院共和党が提案している新興技術関連法案の一部である。

2020.05.18 – Guthrie – Adva… by CoinDesk on Scribd

翻訳:下和田 里咲
編集:増田隆幸、佐藤茂
写真:ブレット・ガスリー下院議員(同議員事務所)
原文:US Lawmaker Proposes Legislative Groundwork for National Blockchain Strategy

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