gumi、メディアドゥ、集英社のキーパーソンが登壇──ブロックチェーンでコンテンツビジネスはどう変わるのか?【3/1-2開催 btokyo ONLINE 2021】

日本最大級のブロックチェーンカンファレンス「btokyo」が、「btokyo ONLINE 2021(ビートウキョウ・オンライン2021)」として、2021年3月1・2日の2日間で開催される。

同カンファレンスで行われるセッション「ブロックチェーンが変えるデジタルコンテンツのエコシステム──XR、ファンコミュニティ、著作物流通」では、デジタルコンテンツ産業におけるブロックチェーン技術の応用について、同業で先進的な試みをする各社リーダーを招きデジタルコンテンツ産業の未来を見通す内容となっている。

本オンラインカンファレンスへの参加は、事前申し込み登録により無料となる。主催はN.Avenue株式会社、CoinDesk Japanがメディアパートナーを務める。

申し込み(参加無料)

國光宏尚氏(株式会社gumi 取締役会長)

國光宏尚氏(株式会社gumi 取締役会長)

1974年生まれ。米国Santa Monica College卒業後、2004年5月株式会社アットムービーに入社。同年に取締役に就任し、映画・テレビドラマのプロデュース及び新規事業の立ち上げを担当する。2007年6月、株式会社gumiを設立し、代表取締役社長に就任。2018年、gumi Cryptos匿名組合を組成し、ブロックチェーン事業に参入。2019年3月、ブロックチェーン技術を活用したドリーム・シェアリング・サービス「FiNANCiE」を手がける株式会社フィナンシェを創業。現在は取締役会長として、XR事業やブロックチェーン事業等の新規事業領域を統括し、当該事業領域の早期収益化に向けた取組みを実施。

溝口敦氏(株式会社メディアドゥ 取締役 CBDO)

溝口敦氏(株式会社メディアドゥ 取締役 CBDO)

2000年、エヌ・ティ・ティ・ドコモ(現NTTドコモ)入社。2008年、メディアドゥ入社。2010年に執行役員 営業本部長、2016年に取締役事業開発本部長、2017年に取締役グループCOOなどを歴任。2019年より、世界最大級の日本アニメ・漫画データベース・コミュニティサイトを運営するグループ会社MyAnimeList代表取締役。2020年6月より、新規事業およびアライアンスの統括としてメディアドゥ取締役 CBDOに就任。CBDOとして、主軸の電子書籍流通事業や、電子図書館、新規事業などに従事した幅広い経験、モバイル通信やITに関する知見を活かし、取扱いコンテンツの領域拡大や、国内外の新規市場開拓を担う。

岡本正史氏(集英社デジタル事業部 次長 兼 デジタル企画課 課長)

岡本正史氏(集英社デジタル事業部 次長 兼 デジタル企画課 課長)

東京芸術大学美術学部卒業後、株式会社集英社入社。女性誌、女性誌ポータルサイトを経て、マンガ制作のデジタル化に参加。集英社刊行の主要コミックスをアーカイブしデータベース運用する「Comics Digital Archives」を企画・実現。『少年ジャンプ』などマンガ誌の制作環境のデジタル化を行う。デジタル事業部に異動後「Manga Factory」「SSDB(集英社総合データベース)」を立ち上げ、ボイジャーのブラウザビュアーBinBを用い、紙と­デジタルのコミックスの試し読みを行う「Manga Broadcast System」を企画・実現。

久保田大海(btokyoコンテンツプロデューサー)

久保田大海(coindesk JAPAN編集者/btokyoコンテンツプロデューサー))

編集者/コンテンツプロデューサー。CoinDesk Japan編集部。慶應義塾大学法学部政治学科卒。2004年にNHK出版入社。編集担当作に『教養としてのテクノロジー』『ITビジネスの原理』『ゲーミフィケーション』『VRビジネスの衝撃』など多数。主にテクノロジー領域の編集を得意としており、海外アジア圏への版権販売の実績多数。2019年1月、CoinDesk Japan創設メンバーとしてN.Avenue株式会社に入社。2019年3月、CoinDesk Japan創刊編集長に就任。6月よりブロックチェーンカンファレンス「b.tokyo」のコンテンツプロデューサー。

ブロックチェーンが変えるデジタルコンテンツのエコシステム──XR、ファンコミュニティ、著作物流通

デジタルコンテンツ産業におけるブロックチェーン技術の応用領域は広く、XR(VR/AR/MR) でのデジタルアセット化、トークン発行によるファンコミュニティの育成、著作物の流通からスマートコントラクトによる印税の支払いなど、様々な活用法が提案されている。

たとえばグローバルでの事例では、サッカー・FCバルセロナ(通称バルサ)のファンとのエンゲージメント拡大を目的とするトークン発行などがある。バルサはブロックチェーン企業と提携して「バルサ・ファン・トークン」を開発。ファンやサポーターはアンケートやファン投票に参加することでトークンを取得し、グッズの購入やさまざまなクラブ体験に利用できる。結果として、サポーターとのエンゲージメントを濃いものとしている。

国内にファン・トークンの事例はあるのか? なぜコンテンツ産業はブロックチェーンのビジネス応用の幅が広いのか? 新たに登場するエコシステムの在り方はどうなるのか? 本セッションでは、同領域で先進的な試みを実践する各社のリーダーを招き、デジタルコンテンツ産業の未来を見通す。

申し込み(参加無料)

「btokyo ONLINE 2021」開催概要

【日 時】2021年3月1日(月)~2日(火)9時30分~19時 (予定)

【場 所】オンライン

【URL】https://navenue.jp/btokyo2021/

【参加対象】金融/IT/メーカー/自動車/物流/流通/メディア/不動産/エンターテイメント/ゲーム/教育/アート/エネルギー企業関係者、経営企画/研究開発部門ご担当者、自治体産業推進ご担当者、ベンチャー企業/スタートアップ関係者、ベンチャーキャピタル/コーポレートベンチャーキャピタル関係者

【参加者数】1,500人(見込み・二日間合計)

【参加申込】上記WEBサイトから参加登録

【参加費】無料(視聴は無料、ネットワーキング等の一部の有料化を予定)

【協賛企業】株式会社NTTデータ、スイス・ビジネス・ハブ、野村ホールディングス株式会社、NRIデジタル株式会社、株式会社VIPPOOL、Fintertech株式会社、株式会社世界ほか

【メディアパートナー】CoinDesk Japan、WIRED JAPANほか

【コミュニティパートナー】新経済連盟、Fintech協会、日本STO協会、日本ブロックチェーン協会(JBA)、ブロックチェーン推進協会(BCCC)、日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)ほか

【主催】N.Avenue株式会社

文・編集:CoinDesk Japan編集部
画像:N.Avenue