アバランチ

AVAX
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5,519
24h変動率
4.75%
24h変動値
250.19
時価総額
2.10兆
24h変動値
250.19
時価総額
2.10兆
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

アバランチ (Avalanche) の基本情報

発行上限 720,000,000
承認方式 Avalanche Consensus
開始日 2020年9月
中央機関
提唱者 Emin Gün Sirer, Kevin Sekniqi, Maofan Yin
オフィシャルサイトURL https://avax.network/
ホワイトペーパーURL https://www.avalabs.org/whitepapers
公式TwitterURL https://twitter.com/avalancheavax
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

アバランチ・AVAXとは

アバランチ(Avalanche)は、ブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーション開発のためのプラットフォームで、ネイティブトークンの「AVAX」を発行している。独自のコンセンサスアルゴリズムを用いているため、処理速度の速さとコストの低さが特徴だ。

以下では、プラットフォームを「アバランチ」、仮想通貨を「AVAX」と表記する。

アバランチ・AVAXの歴史

アバランチは2020年にAva Labs社によってローンチされた。Ava Labs社はビットコイン(BTC)などの開発に関わったEmin Gun Sirer氏が共同設立者であることから、当初から投資家らの注目を集めていた。

2021年ごろ、仮想通貨市場全体が活況になると同時にAVAXも価格が上昇する。アップグレードやトークンセールが実施され、同年11月には過去最高値の約134ドルに至った。

2022年現在は仮想通貨市場全体の下落傾向とともに価格が下がっている。しかし、アバランチはその処理速度とコストの低さから期待が高い。スマートコントラクトの分散型アプリケーション開発基盤として、現在主力のイーサリアム(ETH)に競合する「イーサリアムキラー」の1つだ。AVAXの価格も今後の上昇が注目される。

アバランチ・AVAXの特徴

スケーラビリティ問題を解消する高速取引

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は、「スケーラビリティ問題」を抱えている。これは、取引(トランザクション)において1つのブロックの中に書き込めるデータ量が限られていることで、処理や送金に遅延が発生するという課題だ。

アバランチは後述する「アバランチコンセンサス」を採用している。それによって処理速度を大幅に高め、このスケーラビリティ問題を解消した。1秒あたりのトランザクション処理数はビットコインが約6〜7、イーサリアムが約13〜15、リップル(XRP)が約4,000であるのに対し、アバランチ(AVAX)は約6,500となっている。

EVMでイーサリアムとの互換性

アバランチはイーサリアムバーチャルマシン(EVM)と互換性があり、イーサリアム上のプラットフォームをアバランチで利用することができる。EVMは、スマートコントラクトで記載されたプログラムを翻訳してコンピューターへ伝えることができるイーサリアム独自の機能だ。

アバランチがEVMを備えていることで、イーサリアムの開発基盤を利用していたユーザーがアバランチに参入しやすくなっている。

スワップ(通貨交換)も可能

アバランチでは、AVAXと複数の仮想通貨とのスワップが可能だ。テザー(USDT)やUSD Coin(USDC)、エイプコイン(APE)などと通貨交換ができる。さらに、2022年3月には仮想通貨ウォレット「メタマスク」がアバランチに対応し、スワップ機能も利用できるようになった。

アバランチコンセンサスとは

アバランチの処理速度を向上させているのは、独自の取引承認アルゴリズムである「アバランチコンセンサス」だ。

ブロックチェーンにおいて、意思決定の仕組みは従来からあった「クラシカルコンセンサス」と、ビットコインとともに開発された「ナカモトコンセンサス」がある。しかし、これらは全てのノード(端末)が全ての取引の承認を行う仕組みで、スケーラビリティなどの問題があった。

アバランチコンセンサスでは、確率論的に覆らないとされる一定割合のノードだけが承認を行う。承認するトランザクションをノードが分担し、並列処理することでスピードを上げることができる仕組みになっている。この一定割合とは、「2万年に1度(2,800兆回に1回)は覆される可能性がある」という確率だ。

335億円相当のインセンティブプログラム で「サブネット」普及

2022年3月、アバランチを運営するアバランチ財団は、約335億円に相当する最大400万AVAX規模のインセンティブプログラムを開始した。ブロックチェーンを活用したゲームやDeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)、機関投資家などのユースケースに資金提供する。

このプログラムには、アバランチによる「サブネット」を普及する目的がある。サブネットは、複数のノードから構成されるネットワーク内でブロックチェーンを作成する機能だ。プライベート型・パブリック型など使用方法や目的によってカスタマイズできる。

アバランチ・AVAXの価格推移

アバランチ(AVAX)は2022年9月に取引開始後、2021年の年末から2022年の初旬にかけてピークを迎えた。当時は1AVAX=120.0ドル台を超えており、当時の最高値を2024年3月時点では超えることができていない。

一方で、2023年9月に1AVAX=9.0ドル台で底を打ち、その後は価格が回復傾向にあり、底を打ってから半年ほどで価格が5倍以上に急騰している。過去最高値に向けて上昇基調がキープされるかが今後のポイントとなる。

アバランチ・AVAXの時価総額

アバランチ(AVAX)の時価総額は2024年3月時点で約193億3,000万ドルとなっており、全暗号資産におけるランキングは10位だ。

時価総額が近い暗号資産としては、8位のCardano(ADA)が約248億4,000万ドル、9位のDogecoin(DOGE)が約229億5,000万ドル、11位のShiba Inu(SHIB)が約169億5,000万ドル、12位のPolkadot(DOT)が約133億6,000万ドルとなっている。

アバランチ・AVAXの購入方法

アバランチ(AVAX)を取り扱っている国内の暗号資産取引所は多い。ビットバンクDMMビットコインSBI VCトレードコインチェック、オーケーコイン・ジャパン、CoinTrade、Binance Japanで取り扱いがある。

CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で暗号資産を購入することを推奨している。

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