ネム

XEM
JPY
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6.73
24h変動率
-9.21%
24h変動値
-0.68
時価総額
605億
24h変動値
-0.68
時価総額
605億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ネム (NEM) の基本情報

ネム(NEM)とは、新しい経済運動(New Economy Movement)の略で、2015年に開発が始まった仮想通貨(暗号通貨)。ネムの通貨であるXEMの発行上限は89億9999万9999枚に設定されており、新規発行が行われる予定はない。ネムのプラットフォーム上では、ネットワーク決済やトークンの発行などを行うことができる。

発行上限 8,999,999,999
承認方式 PoI(Proof of Importance)
開始日 2015年3月29日
中央機関 なし
提唱者
オフィシャルサイトURL https://nem.io/
ホワイトペーパーURL https://nem.io/wp-content/themes/nem/files/NEM_techRef.pdf
公式TwitterURL https://twitter.com/NEMofficial
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ネム(XEM)とは

ネムは「新しい経済運動(New Economy Movement)」の略称であり、そのネットワーク上で発行されたトークンがXEMである。政府が管理する従来型の仕組みではなく、分散化、経済的な自由、平等といった原則に基づく新しい経済の仕組みを確立することを目的としている。

ネムでは、Proof of Importance(PoI)というコンセンサスアルゴリズムを採用しており、コミュニティーへの貢献度が高いトークン保有者が報酬を得られるようにエコシステムが設計されている。 Pof Iの採用により、ビットコインが採用しているProof of Work(PoW)とは異なり、コンピュータによる計算処理なしに取引を承認できるのが大きな特徴である。

ネムの将来性についてはこちらの記事を参照のこと。

ネム(XEM)の特徴

処理速度が高速である

ビットコイン(BTC)は約10分で1つのブロックが生成されるのに対して、XEMの場合は約1分で1つのブロックが生成される。そのため、ビットコインと比較すると、処理速度が高速である。

既に上限まで発行済みである

ネムの総発行数量は8,999,999,999枚。既に発行上限まで発行されており、今後発行されることはない。

独自トークンの発行ができる

NEMネットワーク上に「ネームスペース」という空間(テキストで表されるNEMアカウントのアドレスのこと。インターネットにおけるドメインネームと類似の機能)をレンタルすることで、簡単に独自のトークン(モザイク)を発行することができる。モザイク発行に必要なネームスペースは「NEM wallet」と呼ばれる公式ウォレットアプリを利用することで、レンタル可能となる。

ネム(XEM)の仕組み

PoI(Proof of Importance)

XEMがコンセンサスアルゴリズムとして採用しているPoIはトークン保有者の重要度によって報酬が分配される仕組み。重要度は、PoIスコアで計測される。PoIスコアはXEMの保有量、保有期間、取引量などに基づいて算出される。PoIスコアが高いほど重要度が高いとみなされ、報酬を受け取りやすくなる。

ハーベスティング

ビットコインの取引を承認する作業をマイニングと呼ぶ。同様に、XEMの取引を承認する作業のことをハーベスティングと呼ぶ。ハーベスティングは、一定期間にわたって1万XEM以上を保有することで、参加資格が得られる。ハーベスティングは約1分に1回行われ、アカウントの重要度に応じて報酬が支払われる。

ネム(XEM)とシンボル(XYM)

Symbol(XYM)はNEMの大型アップデートによって誕生したブロックチェーンで、Symbolで使用されるトークンがXYMである。ネムとシンボルの関係について下記の表にまとめた。

 ネムシンボル
プラットフォームNEM(ネム)Symbol(シンボル)
使用される仮想通貨XEM(ゼム)XYM(ジム)

2021年3月12日までにXEMを保有していた投資家に対しては、オプトインという制度によって、XEMの保有量に対して同数のXYMが付与された。

ネム(XEM)の時価総額は?

ネム(XEM)の時価総額は、日本円ベースで2023年12月末時点で約487億3,000万円となっている。全暗号資産における時価総額ランキングでは148位となっており、時価総額が近い暗号資産としては、Raydium(RAY)が146位で約505億4,000万円、Qtum(QTUM)が147位で約502億4,000万円、Safepal(SFP)が149位で約477億8,000万円、Convex Finance(CVX)が150位で約476億2,000万円となっている。

ネム(XEM)の年間騰落率は?

ネム(XEM)の年間騰落率は、1年(1月1日〜12月31日)を通じてデータがある年を対象に比較すると、以下の通りとなっている。最も上昇率が高かったのが2017年で28012.53%高となっており、逆に最も成績が悪かったのがその翌年の2018年で93.92%安という結果だ。

年間騰落率
2016年2353.11%高
2017年28012.53%高
2018年93.92%安
2019年49.40%安
2020年543.71%高
2021年40.21%安
2022年76.85%安
出典:Trading View

ネム(XEM)の購入方法

ネム(NEM)は国内または海外の取引所で購入することができる。CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で購入することをおすすめしている。

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