ネム
XEM- USD
- JPY

- 24時間始値
- 7.76 円
- 24時間高値
- 7.78 円
- 24時間安値
- 7.20 円
- 24時間変動値
- -0.47 円
- 時価総額
- 656億円
- 循環サプライ
- 8,999,999,999XEM
特徴 | ネム(NEM)とは、新しい経済運動(New Economy Movement)の略で、2015年に開発が始まった仮想通貨(暗号通貨)。ネムの通貨であるXEMの発行上限は89億9999万9999枚に設定されており、新規発行が行われる予定はない。ネムのプラットフォーム上では、ネットワーク決済やトークンの発行などを行うことができる。 |
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発行上限 | 8,999,999,999 |
承認方式 | PoI(Proof of Importance) |
開始日 | 2015年3月29日 |
中央機関 | なし |
提唱者 | |
オフィシャルサイトURL | https://nem.io/ |
ホワイトペーパーURL | https://nem.io/wp-content/themes/nem/files/NEM_techRef.pdf |
公式TwitterURL | https://twitter.com/NEMofficial |
仮想通貨ネム(NEM)は、新しい経済運動(New Economy Movement)の略称であり、そのネットワーク上で発行された仮想通貨(暗号資産)のことを指す。国や政府が管理する従来型の仕組みではなく、分散化、経済的な自由、平等といった原則に基づく新しい経済の仕組みを確立することを目的としている。ネムでは、Proof of Importance(プルーフ・オブ・インポータンス)というコンセンサスアルゴリズムを採用しており、コミュニティーへの貢献度が高いトークン保有者が報酬を得られるようにエコシステムが設計されている。 Proof of Importance(プルーフ・オブ・インポータンス)の採用により、ビットコインが採用しているProof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)のようにコンピュータを使った計算処理を行う必要なく、取引を承認できるのが大きな特徴である。
仮想通貨ネム(NEM)の特徴は以下の通り。
ビットコイン(BTC)は約10分で1つのブロックが生成されるのに対して、ネム(XEM)の場合は約1分で1つのブロックが生成される。そのため、ビットコイン(BTC)と比較すると、処理速度が高速である。
ネム(XEM)の総発行数量は8,999,999,999枚。既に発行上限まで発行されており、今後発行されることはない。
NEMネットワーク上に「ネームスペース」という空間をレンタルすることで、簡単に独自のトークン(モザイク)を発行することができる。モザイク発行に必要なネームスペースは「NEM wallet」と呼ばれる公式ウォレットアプリを利用することで、レンタル可能となる。
※ ネームスペースとは、テキストで表されるNEMアカウントのアドレスのこと。インターネットにおけるドメインネームと類似の機能である。
仮想通貨ネム(NEM)の仕組みは以下の通り。
ネム(XEM)がコンセンサスアルゴリズムとして採用しているPoI(Proof of Importance)はトークン保有者の重要度によって報酬が分配される仕組み。重要度は、PoIスコアで計測される。PoIスコアはネム(XEM)の保有量、保有期間、取引量などに基づいて算出される。PoIスコアが高いほど重要度が高いとみなされ、報酬を受け取りやすくなる。
ビットコイン(BTC)の取引を承認する作業をマイニングと呼ぶ。同様に、ネム(XEM)の取引を承認する作業のことをハーベスティングと呼ぶ。ハーベスティングは、一定期間にわたって1万XEM以上を保有することで、参加資格が得られる。ハーベスティングは約1分に1回行われ、アカウントの重要度に応じて報酬が支払われる。
ネム(NEM)は国内または海外の取引所で購入することができる。CoinDesk Japanでは、金融庁に認可された国内の仮想通貨取引所で購入することを推奨する。具体的には、以下の通り。
Coincheckを運営するコインチェック株式会社は2012年の創業。2018年1月に大規模なハッキング事件(参考:コインチェック事件)に見舞われたが、東証一部上場のマネックスグループの傘下で、経営再建を図り、平成31年1月11日に仮想通貨交換業登録を完了した。サービスの使いやすさに定評があり、スマホアプリの累計ダウンロード数は2021年11月18日時点で440万を突破。取引手数料は無料。国内では最多となる17通貨に対応しており、国内ではCoincheckでしか取り扱っていないアルトコインも多い。代表取締役を務める蓮尾 聡氏は、日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)の理事(非常勤)を務めている。
取扱仮想通貨 | 17種類 |
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手数料 | 取引所:0% |
最低取引数量 | 円建てで500円相当額 |
スマホ対応 | 投資初心者でも見やすく分かりやすい優れたUI/UX |
セキュリティ | 国内外複数の情報セキュリティ企業等を通じ、情報システムの信頼性、安全性、効率性のモニタリングを実施 |
アプリは使いやすく、注文方法も簡単。手数料もリーズナブルで使いやすく、欠点を探すのが難しいくらいの取引所だと思います。
とくに、チャートの見やすさがバツグン。取引ができる通貨の種類が多いところも、Coincheckのウリだと思います
良いところは初心者でもまごつかないアプリが用意されていること。仮想通貨初心者ですが、使い方をマスターできることが嬉しい。
DMM Bitcoinを運営する株式会社DMM Bitcoinは、DMM.com証券を傘下に抱える合同会社DMM.comのグループ会社。売買コストの低さとレバレッジ取引の種類の豊富さに定評がある。 スマホアプリでは様々な注文方法に対応していることで知られている。DMM.com証券を通じて培った金融サービス運営のノウハウを有していることを強みの一つとしており、サーバーの強度に関しては、国内屈指の水準を誇る。現物取引が可能なのは、ビットコイン、イーサリアム、リップルのみであり、他のアルトコインはレバレッジ取引での売買となる点には注意されたい。
取扱仮想通貨 | 15種類 |
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手数料 | 販売所:スプレッド |
最低取引数量 | BTC/JPY:0.0001, ETH/JPY:0.001, XRP/JPY:1 |
スマホ対応 | 初心者向け「STモード」と豊富な機能の「EXモード」が選べる |
セキュリティ | 顧客資産(日本円及び仮想通貨)の分別管理を実施 |
アプリ日本最大級の大手取引所なので、システム的にもしっかりしていますし、セキュリティ対策もされているので、安心して使うことができています。は使いやすく、注文方法も簡単。手数料もリーズナブルで使いやすく、欠点を探すのが難しいくらいの取引所だと思います。
DMM Bitcoinは一年中サポート対応をしてくれるので、不安が大きい初心者さんでも安心して使うことができると思います。
若い人にも使いやすいんじゃないかな。画面はスマホ版は見やすくわかりやすく、レスポンスも良いです。ここが一番良い点だと思いますね
GMOコインを運営するGMOコイン株式会社は、GMOクリック証券を傘下に抱える東証一部上場企業であるGMOインターネットのグループ会社。GMOコインでは、取引手数料のみならず、入出金手数料もすべて無料となっており、売買コストの低さには定評がある、また、「GMOコイン 暗号資産ウォレット」の使いやすさで初心者にも人気がある。6年連続でFX取引高世界ナンバーワンを記録しているGMOクリック証券を通じて培った金融サービス運営のノウハウを有していることを強みの一つとしている。
取扱仮想通貨 | 16種類 |
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手数料 | 取引所:-0.01%〜0.05%/販売所:スプレッド |
最低取引数量 | 0.00005 BTC / 回(販売所)、0.0001 BTC / 回(取引所・現物取引) |
スマホ対応 | 複雑な注文機能を備えた高機能なアプリ |
セキュリティ | 24時間の監視体制と顧客預り資産と仮想通貨の分別管理 |
仮想通貨のFX取引がスマホでササッとできます。外出中、合間の時間、寝ながら、などなどかなり便利です。ちなみに、チャート機能もあります。
一言で言うと、とても満足です。アプリで手軽に取引ができるので、仮想通貨取引に明るくない人でも、ハードルが低いところが良いです。
過去の取引内容が取引画面の下方に表示されるため、一気に値が動き始めた時などに、目標を瞬時に判断することが出来るのが大きな武器だと思います
過去にネム(NEM)の相場が大きく変動した原因やイベントを実際のチャートも提示しながら解説する。
上記のチャートは2019年5月1日から5月31日までのXEMの値動きを表している。2019年5月13日、米国でConsensus2019と呼ばれる世界が注目する仮想通貨会議が開催された。
会議の結果、5月16日にXEMは高騰。XEMに限らずその他の仮想通貨も上昇し、業界全体に対する期待が高まった瞬間であった。XEMの価格変動要因は仮想通貨全体の材料も大きく影響するため、価格を予想するならConsensusをはじめとする仮想通貨全体のニュースにも目を通しておく必要がある。
NEMの個別材料による市場の変動には、2020年11月1日から11月30日までのチャートを確認する必要がある。2020年11月19日にNEMグループがNEMの次世代バージョンとなるSymbolのローンチ日を2021年11月と発表した。
当初の予定よりも延期しており、最終的に市場に出回ったのは3月17日のことである。そのため、19日発表時には下落しているが、その後は右肩上がりに上昇している。延期というマイナス材料になる発表があっても、Symbolに対する期待がその後の価格に現れる結果となった。
仮想通貨ネム(NEM)の将来性について今後の価格変動にも影響を与える可能性があるイベントを下記にまとめた。
SymbolはNEMの大型アップデートによって誕生したブロックチェーンであるが、Symbolで使用される仮想通貨がXYMである。ネムとシンボルの関係について下記の表にまとめた。
ネム | シンボル | |
プラットフォーム | NEM(ネム) | Symbol(シンボル) |
使用される仮想通貨 | XEM(ゼム) | XYM(ジム) |
2021年3月12日までにXEMを保有していた投資家に対してはオプトインという制度によって、XEMの保有量に対して同数のXYMが付与される。
今からXEMを保有してもXYMを受け取ることはできないが、付与の予定は2022年3月である。オプトインのこの時期はXEMとXYMはともに価格の上下が予想されるだろう。
ネム財団は2018年にアラブ首長国連邦(UAE)、2019年にマレーシア政府と提携している。UAEとはパートナーシップを締結し、ブロックチェーンに対する需要を満たすために顧問サービスを提供している。この提携はUAE政府を完全にデジタル化する狙いがあり、そのブロックチェーン技術としてNEMが適していると考えられたからである。
マレーシア政府の国有企業マレーシア・デジタルエコノミー公社は、ブロックチェーン技術の人材を集めるためにIT関連のフリーランスを対象にした短期就労ビザの取得を進めた。ネム財団は今回のプロジェクトにおける人材の定義を担当しており、マレーシアの求人情報を掲載するジョバティカルとも連携して対応を開始した。
UAEやマレーシアのような国家機関との提携はNEMの将来にもつながるといえるだろう。
2021年3月31日にネムの大型アップデートで誕生したSymbolはブロックチェーンのエコシステムを構築するFantom Foundationとパートナーシップを締結した。Fantom Foundationが構築中のネットワークであるFantomは企業や個人が業界をまたいで利用可能な分散型アプリケーションのdAppsを開発できる。Symbolもブロックチェーンネットワークに組み入れられると予想される。
Symbolは今回の提携により、Defi(分散型金融)市場への本格的な参入が期待される。Defiはレンディングプラットフォームによる仮想通貨で金利収入が得られる仕組みがあるため、多くの投資家から注目されており、XEMにとっても将来的に価格の変動を左右する材料になる可能性があるといえるだろう。
【関連記事】DeFiとは? 10分で分かるその仕組み──知っておくべき8つのキーワード
2021年11月5日、NEMとSymbolはハードフォークを実施することを発表した。ハードフォークとは、仮想通貨のプラットフォームの仕様変更による新たな通貨の誕生を意味する。ビットコインを例にあげれば、ハードフォークによりビットコインキャッシュなど全部で4種類の派生通貨が誕生してきた。
つまり、NEMとSymbolが完全に分離し、今後は一切の互換性が無い状態になるということだ。ハードフォークが実施されれば、XEMとXYM双方の価格に大きな影響を与えることが予測される。
ネム(NEM)価格の今後を考える上で、論点となり得る要素を記載する。
ネム(NEM)を活用した分散型アプリケーションが増加し、利用される状況が増えれば、価格形成に対してポジティブな影響を与える可能性がある
中国、日本、米国などで規制強化の動きがあれば、それに伴って、ネム(NEM)価格が値下がりする要因の一つとなる可能性がある。
現状、国内でネム(NEM)を扱っている取引所は、Coincheck、DMM Bitcoin、GMOコインのみ。今後、他の取引所で採用されることがあれば、値上がりする可能性がある。
仮想通貨ネムに関する良くある質問を整理する。
仮想通貨ネムは国内および国外の仮想通貨取引所で購入することができる。coindesk Japanでは、金融庁からの認可を得た国内取引所での購入を推奨する。
仮想通貨ネムの最低購入金額は、ビットフライヤー(bitFlyer)では、0.000001NEM(参考リンク)、コインチェック(Coincheck)では、500円相当分のNEM(参考リンク)となっている。
仮想通貨ネムに関する最新ニュースを知りたい場合は、こちらのページ「仮想通貨ネムの最新ニュース」を参照のこと。また、必要に応じて、仮想通貨ネムの公式サイトや公式ツイッターアカウントも参照のこと。
仮想通貨ネムは、価格変動(ボラティリティ)が大きく、ハイリスク・ハイリターンな側面が存在するため、その性質を正確に理解した上で、取引を行うことが求められる。本記事で紹介した内容をもとに、安全な取引を開始することを推奨する。
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