テラ

LUNA
JPY
  • USD
  • JPY
63.26
24h変動率
3.45%
24h変動値
2.11
時価総額
435億
24h変動値
2.11
時価総額
435億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

テラ (Terra) の基本情報

発行上限 なし
承認方式
開始日 2018年1月
中央機関
提唱者 Daniel Shin, Do Kwon
オフィシャルサイトURL https://www.terra.money/
ホワイトペーパーURL https://docs.terra.money/
公式TwitterURL https://twitter.com/terra_money
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

テラ(Terra)とは

テラ(Terra)とは、韓国を中心としたブロックチェーン上で各国の法定通貨と価格が連動するステーブルコインを発行することで、グローバルな決済システムを提供する決済プラットフォームのこと。

テラには2種類のトークンが存在し、ステーブルコインの方を「テラ(Terra)」、ガバナンストークンの方を「ルナ(LUNA)」という。キムチコインという呼称が使われることもある。

テラ(Terra)の歴史

テラフォームラボ(Terraform Labs)社 は2018年、米アップル出身のエンジニアである韓国人クォン・ドヒョン氏らが共同設立した。拠点はシンガポールだが、韓国人が作ったことからキムチコインという称されることもある 。

仮想通貨の価格を安定させて実用性を高めることで、Eコマースなど一般的な決済用途に活用することを目指しており、一時は時価総額ランキングでトップ10入りするほどの人気を誇った。だが、2022年5月に「USTディペック騒動」を受けて大暴落し、現在は復興プランによる再生が目指されている。

テラ(Terra)の特徴

2種類のトークンが存在

テラには「ステーブルコイン」と「ガバナンスコイン」の2つのトークンが存在する。1つはドルやユーロ、カナダドルなどの法定通貨と価格が連動する「UST」「EUT」「CAT」といったステーブルコインで、もう1つは二次トークンである「ルナ(LUNA)」である 。

特にUSTはステーブルコインで時価総額ランキング3位になるほど人気を誇った。ステーブルコインは、価格を安定させるための仕組みの違いから「法定通貨担保型」「暗号資産担保型」などの4種類に分けられ 、テラの場合、独自のアルゴリズムによってコインの流通量を調整する「無担保型」を採用して価値を維持している。

アルゴリズムステーブルコイン「ルナ」

そのステーブルコインの価格維持のためのアルゴリズムシステムに使用されているのが、ガバナンストークンの「ルナ(LUNA)」である。その機能から、ルナはアルゴリズムステーブルコインとも呼ばれる。

アルゴリズムではスマートコントラクトが活用され、一定以上、安定性が損なわれた場合に自動で市場におけるルナの供給量が増減する仕組みとなっている。例えば、一定額よりも米ドルのステーブルコインの価格が上昇した場合、アルゴリズムはルナを利用してステーブルコイン の市場の供給量を増加させて、価格を下げる。LUNAというガバナンストークンを活用して市場における供給量を調整することで、安定性の高いステーブルコインを発行することを可能にした。

ステーキング報酬を得られる

USTなどを預けることで報酬が得られる「ステーキング」という方法を利用できるのも特徴の1つだ。テラでは「Anchor Protocol」というステーキングサービスを利用することができ、高いAPIを提供している。

値動きが少ないステーブルコインを預け入れるだけで高い金利収入を得られるため、多くの投資家から注目を浴びた。だが、2022年5月の暴落を受けて、今後はステーキング報酬は見込めなくなっている。

2022年5月に大暴落

テラ(Terra)はローンチ後も、新プロジェクトである「ProjectDawn」を発表したり、Binanceなどの大手取引所に新規上場したりしたことで大きく価格を伸ばし続け、2022年初め、全仮想通貨の中で時価総額10位圏に入り、一時400億ドルも記録した 。

しかし担保不足による懸念から、同年5月、米ドルとのペッグが外れて大暴落が発生し、1日にして紙切れ同様の価値となった。これは偶然発生したものではなく、攻撃者によって意図的に引き起こされたとの指摘もある。

テラの今後

復興計画に注目

暴落したテラ(Terra)であるが、現在はコミュニティ投票によって再生案が可決され、リバイバル(復興)プランが実施されている。復興プランでは、従来のテラ(Terra)は「テラクラシック(Terra Classic)」へ、LUNAは、「LUNA Classic(ルナクラシック)に改称され、これらは新たに立ち上げるTerra2.0チェーンで発行するという内容だ。

新チェーンは2022年5月末に実装が開始され、今後、新トークンの取り扱いがスタートする見通しだ。 仮想通貨市場全体での冷え込みが影響して、現在のところ大きな値動きには至っていないが、元々、期待値の高いプロジェクトであり、今後価格が再び値上がりすることは大いに期待できるだろう。

ステーブルコインへの規制

ステーブルコインは登場してまだ新しい概念であり、規制なども設けられていない。だが、韓国メディアである中央日報によると、米国財務省はテラの大暴落を受け、議会でステーブルコインに対する規制を要求するなど、取り締まる動きも出ている。今後規制が行われる可能性やそれが与えるテラへの影響にも留意しておきたい。

テラの購入方法

テラは現在国内取引所で購入することはできない。Binanceなどの海外取引所で購入する必要がある。

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