イーロン・マスク氏のNFT作品、オークションで1億円突破

イーロン・マスク氏がオークションに出品したアート作品のNFT(ノン・ファンジブル・トーク)は、入札額が100万ドル(約1億円)を超えた。

15日のツイートによると、作品はダイヤモンドの手と柴犬(おそらくドージコインを表している)、月、暗号資産で長期保有を示す隠語「HODL」の文字で飾られたゴールドのトロフィーが描かれている。ハウスミュージックに合わせて回転し、輝きを放っている。

いつもながらのジョークを交えたスタイルで、マスク氏は「NFTについてのこの曲をNFTとして売ります」とツイートした。

マーケットプレイスのValuablesでは、マスク氏の作品に付いた最高額は@sinaEstaviの112万ドルだった(当記事執筆時点)。NFTは現在、世界的な注目集めており、著名人がNFTを使ったアート作品や音楽を相次いで発表している。

ツイッターのCEO、ジャック・ドーシー氏は、自身の最初のツイートをオークションにかけ、250万ドルの寄付金を集めた。マスク氏がNFTの販売から得られる利益をどう使うかは不明だ。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:マスク氏の作品のキャプチャ(Twitter)
|原文:Bids for Elon Musk’s Crypto-Themed NFT Pass $1M