DAZN、NFTの「DAZN MOMENTS」で二次取引を開始

スポーツ動画のストリーミングサービスを手がけるDAZN(ダゾーン)が、NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS(ダゾーンモーメンツ)」の二次取引を開始した。ユーザー間の売買が解禁されることで、同サービス上の取引量の増加が見込まれる。

二次取引とは:セカンダリーマーケットとも呼ばれ、すでに発行された証券や資産が投資家間、ユーザー間で売買される取引市場のこと。企業等が新たに発行した証券や資産を直接投資家が取得する市場は、一次市場(プライマリーマーケット)と呼ばれる。

DAZNは10月6日、「DAZN MOMENTS」のセカンダリーマーケットの運用を5日から開始したと発表。DAZN MOMENTSは、DAZNが保有するスポーツコンテンツをNFTとして取り扱うサービスで、今年3月に運用を開始。サッカー・Jリーグ公式戦試合映像コンテンツのNFTを取引できる「DAZN J.LEAGUE MOMENTS」を開設し、一次取引に限定したサービスをスタートさせた。

DAZN MOMENTSの開発と運用はミクシィが行っており、NFTの購入には、ミクシィのウォレットプラットフォーム「MIXI M」でアカウントを開設する必要がある。事前に前払い式の「MIXI Cash」に、クレジットカードや銀行口座からチャージして支払う仕組みだ。

所有者情報を保証するNFTは、ブロックチェーン技術を基盤とするもので、デジタルトレーディングカードやショート動画、プロファイル画像、アバターやゲーム内アイテムとして利用されるケースが世界的に増加している。

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オンラインゲームの開発に加えて、日本のプロスポーツ市場の価値向上を目指すミクシィは、スポーツNFTとして人気をおさめた「NBAトップ・ショット(NBA Top Shot)」を運営するダッパー・ラボ(Dapper Labs)と提携し、ダッパー・ラボが開発したブロックチェーン「Flow」を基盤に、DAZNのサービスを開発した。

NBA Top Shotは、全米プロバスケットボールのプレー動画のハイライト(NFT)をコレクションできるサービスで、レブロン・ジェームズ選手が決めたダンクシュートのNFTに40万ドル近い値がついたことでも話題となった。サービス開始から1年で、売上高は8億ドルを超えた。

|編集:佐藤茂
|トップ画像:DAZNの発表文より