XRPの判決は「画期的勝利」、ゴールド投資家からの暗号資産需要が増加【Weekly Review：7/15〜7/21】

注目を集めるXRP

今週もXRPをめぐる動きが注目を集めた。一部勝訴となったSECとの裁判の影響、それを受けた値動きなど、しばらくはXRPに注目だ。

XRPの判決は「画期的」、SECの暗号資産への姿勢を弱める：バーンスタイン

XRPの判決は業界の「画期的勝利」、だが戦いは終わりではない：JPモルガン

XRP先物の建玉、年初来最高を記録

XRPが一目均衡表の「雲」を上抜け──ビットコインにとって強気の先行事例か

ビットコインETF、審査スタート

SECによるビットコインETFの審査プロセスがいよいよスタートした。だがおそらく、45日の最短の審査期間で決まることはなく、最長の240日まで延長されるだろう。

SEC、ビットコインETF申請の審査開始

ビットコインETF、SEC承認のデッドラインは？

ビットコインETFは300億ドルの新規需要をもたらす可能性がある：NYDIG

■マーケット動向

あれほどビットコインに懐疑的だった、ブラックロックCEOがまたもビットコインを後押しする発言を。日本のビットコイン取引高も増加している。

ゴールド投資家からの暗号資産需要が増加：ブラックロックCEO

日本のビットコイン取引高、増加──円安ヘッジの動き

ビットコイン、マイナーの売りで伸び悩みか？

エルサルバドル国債が急騰──ビットコインのETF主導による上昇で

Redditのコミュニティトークンが急騰──規約変更がユーザーの関心を呼ぶ

BNBチェーン、約5億ドル相当のBNBを焼却

■業界動向

価値がほぼゼロになった暗号資産にお金を注ぎ込むファンドが登場。多様性は成熟化の証しと言えるが。

破綻状態の暗号資産に特化したファンド組成──混乱はチャンスになるか

次のビットコイン半減期はマイナーのストレステストに：JPモルガン

コインベース、一部の州でステーキング・サービスを一時停止

中央集権型取引所の「1INCH」残高が6500万ドルに急増

ナスダック、暗号資産カストディサービス計画を中止──ビジネス・規制環境の変化で

One More Thing…

日本国内も動きが多様化し、活発になってきた。大阪・関西万博はネガティブな報道もあるが、Web3の取り組みを加速させるイベントになりそうだ。

HashPort、大阪・関西万博のデジタルウォレットに協賛

ソニー銀行の「デジタル証券」、第一弾商品の募集取り扱い開始

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今週、何件か取材・インタビューを行いました。まったく異なるテーマでしたが「日本に海外からの注目が集まっていること」「国がWeb3推進を打ち出したことが強い追い風となっていること」が共通の話題として出てきました。2023年上半期、面白い動きが続きそうです。

｜文・編集：増田隆幸
｜画像：Shutterstock