ソラナが主要暗号資産の上昇をリード──ビットコインは一般消費者の関心低下か
  • フランクリン・テンプルトンがイーサリアムスポットETFの申請を提出したことで、LDO、ARB、MNTなどのイーサリアムエコシステムとレイヤー2トークンは7%も急騰した。
  • 一方、一部の市場オブザーバーは、ビットコインに関するグーグル検索の関心が価格と比較して史上最低水準にとどまっており、このトピックに対するリテールの関心が低いことを示唆していると指摘した。

ソラナ(SOL)は、ビットコイン(BTC)が2月12日に5万ドルの大台を超え、トレーダーの間で再び強気心理を呼び起こしたため、主要暗号資産(仮想通貨)の上昇をリードした。

ニューヨーク市場が開いた後、ビットコインに買い圧力がかかり、SOLは8%、イーサリアム(ETH)は6.6%上昇した。アバランチ(AVAX)は6%急騰し、バイナンスコイン(BNB)とカルダノ(ADA)は3%上昇した。

ステーブルコインを除いた時価総額と取引量で上位20のトークンの流動性指数であるコインデスク20指数は4%上昇した。

金融大手のフランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)がイーサリアム上場投資信託(ETF)の申請を提出したことで、ステーキング・プロトコルのリド(Lido)のLDOなど一部のイーサリアム・エコシステムトークンや、アービトラム(ARB)やMantle(MNT)などのレイヤー2トークンは7%も急騰し、上昇する集団に加わった。

主要トークンや代替トークンの成長は、2021年後半以来初めて5万ドル台に乗せたビットコインの上昇に追随しているように見える。スポットビットコインETFは、ほぼ1カ月前に稼動して以来、金曜日の時点で19万2000以上のトークンを集めている。

リテールの関心の低さ

一方、一部の市場オブザーバーは、ビットコインに関するグーグル検索の関心が価格と比較して史上最低水準にとどまっており、この話題に対するリテール(一般消費者)の関心が低いことを示唆していると指摘した。

Googleトレンドでは、検索の相対的なボリュームを比較することができる。しかし、これはその用語の総検索数が減少していることを意味するのではなく、他の検索と比べて人気が減少していることを示している。下降トレンドの線は、他の人気用語に対する検索用語の相対的な人気が低下していることを意味する。

そのため、一部のトレーダーは、短期から中期にかけてのリトレースメント(値動きが変動すること)がまだ起こる可能性があると警告している。

Bitget Researchのチーフアナリストであるライアン・リー(Ryan Lee)氏は、CoinDeskへのメモの中で「ビットコインの半減以外、ビットコインと価格相関がありそうな今後のニュースはない」と述べた。「また、5万ドルから過去最高値の間にある場合は市場心理を考慮することも重要だ。これにより、大きな価格のリトレースを引き起こす可能性もある」

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Solana Leads Gains in Crypto Majors, Bitcoin Metric Suggests Low Retail Growth