資産運用会社ストーン・リッジ、ビットコイン先物ファンドの目論見書をSECに提出

資産運用会社ストーン・リッジ、ビットコイン先物ファンドの目論見書をSECに提出

Brady Dale
公開日:2019年 10月 7日 10:45
更新日:2019年 10月 7日 10:45

ストーン・リッジ・アセット・マネジメント(Stone Ridge Asset Management)がSEC(米証券取引委員会)に提出した申請書類によると、新たなビットコイン先物商品が生まれようとしている。

同社は2019年10月2日(現地時間)、「NYDIGビットコイン・ストラテジー・ファンド(NYDIF Bitcoin Strategy Fund)」と名付けた現金決済のビットコイン先物ファンドの目論見書をSECに提出した。

ニューヨークに拠点を置くストーン・リッジは運用資産約150億ドル(1兆6000億円)、アメリカと中国に顧客を抱えている。創業は2012年、ポートフォリオ管理と運用アドバイスを提供している。

10万口の先物株式を1口10ドル(約1070円)で販売、最低購入数は設定されていない。目論見書によると、ストーン・リッジが定める適格投資家のみが対象となる。

ファンドはビットコインや他のデジタル資産に直接投資することはないが、ビットコインを参照資産として利用する。ファンドをサポートするために、ファンドの総額と同じ額のビットコイン先物、大量の現金、国債、社債を購入して、流動性を維持し、担保とレバレッジを提供する。

目論見書はビットコインを投機的資産と呼ぶことに注意を促し、次のように述べた。

「ビットコインはここ10年内に開発されたもので、その結果として、長期的な投資ポテンシャルについてのデータはほとんどない」

ストーン・リッジが設定した詳細は変更される可能性がある。

ビットコインをベースとする商品は市場に登場し続けている。先日は現物決済のビットコイン先物プラットフォームのバックト(Bakkt)がローンチした。初週はわずか500万ドル(約5億4000万円)超の取引にとどまったが、ローンチは、1年以上におよんだ規制当局との戦いが終わったことを意味した。

我々はストーン・リッジにコメントを求めたが、記事公開時点で返答はまだない。

翻訳:山口晶子
編集:増田隆幸
写真:Futures image via Shutterstock
原文:Asset Manager Stone Ridge Files SEC Prospectus for Bitcoin Futures Fund