エンジンコイン(ENJ)とは?価格・チャート・今後の高騰の可能性を検証

国内の仮想通貨取引所「コインチェック」に上場したことで、その存在を徐々に知られつつあるエンジンコイン(ENJ)。本記事では、エンジンコイン(ENJ)の特徴や将来性を踏まえた上で、今後の価格や購入する上でおすすめの取引所について整理する。

エンジンコインとは

エンジンコイン(ENJ)とは、2009年にシンガポールで創業された「Enjin」が運営する「Enjin Platform」で発行される仮想通貨(暗号資産)のこと。2021年9月29日現在、時価総額ランキングでは84位に位置づけている。NFT(非代替性トークン)マーケットが拡大する中、エンジンコイン(ENJ)は代表的な「NFT銘柄」の一つとして人気を集めつつある。

エンジンコインの特徴

エンジンコイン(ENJ)の特徴は以下の通り。

ゲームユーザー向けの仮想通貨(暗号資産)

エンジンコイン(ENJ)は、ゲームユーザー向けの仮想通貨(暗号資産)である。そもそも、ゲームアイテムを交換するための媒介資産もしくは裏付け資産として利用することを想定して開発されたという経緯がある。オンラインゲームプラットフォーム「Enjin Platform」内ではアイテムの売買にエンジンコイン(ENJ)が利用されている。

NFTを発行することができる

NFTとは「非代替性トークン」のこと。従来であれば改竄可能だったデジタルアートをNFTと紐付けることによってオンライン上で代替不可能な価値を持つトークンを発行することができる。トークン発行は「ERC-1155」と呼ばれるエンジンコイン(ENJ)独自の規格に準拠して行われる。

参考:Melting(融解)

「ERC-1155」にはMelting(融解)という考え方がある。これは「ERC-1155」規格に準拠したトークンをバーン(焼却)し、そのトークンを引き出す行為のことを指す。「ERC-1155」によって開発されたゲームアイテムは、裏付け資産としてエンジンコイン(ENJ)を利用することができる。アイテムトークンをMelting(融解)すると、アイテムトークンは消滅し、その代わりにエンジンコイン(ENJ)を入手することができる。

エンジンコインを保有するメリット

エンジンコイン(ENJ)はゲームユーザーとの親和性が高く、「Enjin Platform」上には既に数多くのゲームプレイヤーが存在する。ゲームユーザーであれば、エンジンコイン(ENJ)を保有する価値は少なからずあると言えるだろう。

エンジンコインを保有するデメリット

一方、ゲームに関心がない場合は保有する価値をあまり感じられない可能性がある。

エンジンコインの将来性|考慮すべき論点

エンジンコイン(ENJ)の将来性を考える上で考慮すべき論点は以下の通り。

人気ゲームのリリース状況

「Enjin Craft(エンジンクラフト)」をはじめとして、すでに様々なゲームが「Enjin Platform」上で開発されつつある。エンジンコイン(ENJ)の将来性は今後も「Enjin Platform」上で「Enjin Craft(エンジンクラフト)」のような人気ゲームがリリースされるかどうかに依存する面がある。

大手企業との連携

エンジンコイン(ENJ)は、サムスンやマイクロソフトなどの世界的大企業に導入されている。サムスンは自社で販売するスマートフォンのウォレットにエンジンコイン(ENJ)を採用している。また、マイクロソフトでは同社が開発したゲーム「マインクラフト」にエンジンコイン(ENJ)を採用している。今後、大手企業との連携がさらに増えることで、エンジンコインに対する需要はますます高まる可能性がある。

国内取引所への上場

2021年9月29日時点で、エンジンコイン(ENJ)を国内で取り扱っているのはCoincheck(コインチェック)とGMOコインのみである。今後、国内の仮想通貨取引所への上場が増えれば、エンジンコイン(ENJ)の価格形成にポジティブに働く可能性がある。

最後に

本記事ではエンジンコイン(ENJ)の特徴や将来性を踏まえた上で、今後の価格や購入する上でおすすめの取引所について整理した。エンジンコイン(ENJ)はまだまだ国内で取引できる仮想通貨取引所が少なく、ビットコインやイーサリアムといったメジャーな仮想通貨と比較すると知名度は大きく劣る面がある。しかし今後、世の中全体でNFTに対する需要が高まれば、エンジンコイン(ENJ)の価値もさらに高まっていく可能性もある。将来性は十分に期待できる銘柄と言えるだろう。