ジリカ

ZIL
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2.64
24h変動率
4.88%
24h変動値
0.12
時価総額
493億
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時価総額
493億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ジリカ (Zilliqa) の基本情報

発行上限 21,000,000,000
承認方式 pBFTコンセンサスプロトコル、PoW
開始日 2017年6月
中央機関
提唱者 Prateek Saxena他
オフィシャルサイトURL https://www.zilliqa.com/
ホワイトペーパーURL https://docs.zilliqa.com/whitepaper.pdf
公式TwitterURL https://twitter.com/zilliqa
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ジリカ(Zilliqa/ZIL)とは?

ジリカは、シンガポール国立大学によって開発が行われたプロジェクトである。ブロックチェーンにシャーディングという独自の技術を採用したことにより、トランザクションの処理の向上に成功した。DAppsや決済などで大規模な企業利用に選ばれるブロックチェーンのプラットフォームになることを目指している。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)の特徴

シャーディングと呼ばれる承認システムの導入

ジリカはブロックチェーンにシャーディングという承認システムを世界で初めて導入した。シャーディングとは、ネットワークを複数のシャードと呼ばれるグループに分割し、トランザクション(取引)の処理を分散化させるシステムだ。

シャーディングにより、ジリカの処理速度は向上し、従来のブロックチェーンであるビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)よりも高い処理能力を実現した。ジリカはビットコインが直面している取引処理の遅延や、手数料増加に関わる問題のスケーラビリティ問題を解決する可能性がある通貨として知られている。

独自のスマートコントラクト言語のScillaを採用

ジリカのスマートコントラクトには、独自言語のScillaを採用している。Scillaの特徴は、セキュリティリスクが低く、バグのないコードを簡単に記述できる点にある。Scillaによって、安全性が高く、利用しやすいスマートコントラクトを実現することが可能だ。

ステーキングが可能なネイティブトークンのZIL

ジリカのプラットフォームで使用できるネイティブトークンがZILだ。ZILは、ジリカのプラットフォームに構築されたDAppのサービスにおける支払いに利用可能で、NFTの売買もできる。

ZILはステーキングも可能なトークンであり、ZILウォレットとステーキング用のプラットフォームを選択し、シード・ノード・オペレーター(SSN)を選ぶことで、ステーキングによる報酬を得ることが可能だ。SSNの選択によってステーキングにかかる手数料率も変化する仕組みとなっている。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)の歴史

ジリカは、シンガポール国立大学のコンピューティング学部の助教授であるPrateek Saxena氏によって考案された。2016年、Saxena氏を中心に学部でシャーディングに関する論文を発表した。

翌年、論文の内容を実現したブロックチェーンを立ち上げるためにSaxena氏は、金融や技術に関連する実業家であるMax Kantelia氏とシンガポールコンピュータ協会の元会長であるJuzar Motiwalla氏と共に、Zilliqa Researchを設立した。メンバーには、シンガポール国立大学の研究員も迎え入れられる。

開発作業が開始され、テストネットが始動したのは2018年のことである。それから、1年経った2019年にジリカのメインプラットフォームが立ち上げられた。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)の今後

スケーラビリティ問題の深刻化

ジリカは、シャーディングによりトランザクション処理速度が大幅に向上しているので、スケーラビリティ問題を解決する可能性があるプロジェクトとして知られている。仮想通貨の利用者増加によるスケーラビリティ問題が深刻化し、懸念されるようになれば問題を解決できるジリカも注目されやすい。

シャーディングはイーサリアム(ETH)の今後のアップデートでも導入が予定されている。高い時価総額を持つ仮想通貨が技術を取り入れていることから、ジリカの技術が高い評価を受けている証明といえるだろう。

主要なDApps開発のプラットフォームになれるか

ジリカは、イーサリアムと同様にDApps開発のプラットフォームであるため、ジリカ自身が発展を遂げるためには、ジリカのブロックチェーン上で開発されるDAppsを増やすことが不可欠だ。独自言語のScillaは、開発者からの利便性も高く安全なスマートコントラクトを構築できるので、DApps開発で評価されればシェアを伸ばすことが期待できる。主要なDApps開発のプラットフォームになれれば、長期的な価格の上昇が期待できる。

ZIP-11のリリース

ジリカは新しいステーキングサービスとしてZIP-11を実装しており、今後リリース予定となっている。ZIP-11がリリースされるとステーキング報酬が増加するため、長期保有を促しやすくなり、価格の上昇につながることが期待される。

ジリカ(Zilliqa/ZIL)の購入方法

ZILは国内の仮想通貨取引所ではOKCoinJapanで取引可能だ。海外取引所でも取引できるが、CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で購入することをおすすめしている。

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