NISA(ニーサ)とは?仕組みや口座開設方法を証券会社の10選の比較と共に解説

(公開日:

NISAは個人投資家のための税制優遇制度だ。株や投資信託の利益が非課税になるので有利に運用できる(本来の税率は20.315%)。

しかし、1人で複数のNISA口座を持つことはできないため、NISA口座の開設を行う証券会社選びが大切だ。後から改めて別の証券会社でNISAを始めることはできるが、すでにNISAで購入した商品は移せない。売却し買い直す方法もあるが、手数料および非課税期間の点で不利になるケースがある。

よって、NISA口座の開設を行う証券会社は慎重に選ぶ必要がある。それぞれの証券会社の特徴を事前に理解し、冷静に判断したい。

証券会社名 ポイント
SBI証券 口座開設数はトップクラス、手数料も格安
DMM.com証券 米株取引の手数料が0円
楽天証券 無料分析ツールに対する評価が高い
マネックス証券 情報提供面で高い評価、チャートの操作性も評判
松井証券 現物手数料、50万円までなら手数料が0円
岡三オンライン証券 投資信託がすべてノーロード
GMOクリック証券 スマホ対応の取引ツールの充実度高し
auカブコム証券 少額取引の手数料が安め
SBIネオトレード証券 旧ライブスター証券。「手数料が安い」と人気
SMBC日興証券 会社、高セキュリティへの信頼性
更新日:2021/05/01

一般NISAとつみたてNISAの概要


NISAには通常の「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類があり、それぞれ年間の投資上限額と非課税期間が異なる。また未成年を対象にした「ジュニアNISA」も存在する。

それぞれの概要は以下の通りだ。

一般NISAつみたてNISAジュニアNISA
対象20歳以上20歳以上20歳未満
投資できる商品株式・投資信託金融庁指定の投信株式・投資信託
年間の投資上限額120万円40万円80万円
非課税期間5年20年5年

一般NISAは株式(ETF含む)、投資信託に投資できるが、つみたてNISAは金融庁に定められた投資信託(ETF含む)にしか投資できない。株式に投資したいなら一般NISAを選ぶ必要がある。また、ジュニアNISAは2023年末で制度が終わる。

つみたてNISAは非課税期間&コストに優れる

上述の通り、つみたてNISAは金融庁指定の投資信託にしか投資ができない。投資できる金額も一般NISAより少ない年40万円だ。

その代わり、つみたてNISAの非課税期間は長い。購入した年を含め20年間の非課税期間が設けられている。2021年に購入した投資信託は2040年まで非課税だ。一方、一般NISAの非課税期間は5年間だ。つみたてNISAは長期投資に向いているといえよう。

コスト面でもつみたてNISAに利がある。つみたてNISAで購入できる投資信託は、金融庁により一定以下のコストの銘柄に限定されているためだ。購入手数料がかかる銘柄は除外されており、信託報酬(運用コスト)も一定以上の銘柄は除外されている。

長期投資ではコストの差が大きくなる。つみたてNISAなら金融庁があらかじめ高コスト銘柄を除外しているため、知識がなくても低コスト銘柄で運用できるだろう。

NISA口座を複数持つことはできない


NISA口座を複数の証券会社で同時に持つことはできないため、口座を開設できる証券会社は1社だけである。また、NISAとつみたてNISAを同時に持つこともできない。つまり、どちらかを選ばなければいけないのだ。

なお、投資の節税制度には「iDeCo(イデコ)」もあるが、こちらはNISAと併用可能だ。

開設できるNISA口座の種類を踏まえつつ、NISA口座を開設できる証券会社を10社紹介したい。

(※証券会社の情報は記事執筆時点のもの)

SBI証券──全体の口座開設数、NISA口座開設数ともに1位

SBI証券は全体の口座開設数が600万、NISA口座開設数1位の証券会社で170万以上の開設実績がある。全証券会社の国内株式の売買代金シェアの約40.3%を占めた実績もある、ネット証券最大手の証券会社である。

SBI証券──口座開設数は業界トップクラス、手数料も格安

SBI証券は2020年の「オリコン顧客満足度ランキング」のネット証券部門で総合1位となるなど、ネット証券の中でも際立って人気が高い。

口座開設数も業界トップクラスで、手数料が格安であることや取り扱っている投資信託が多いこと、Tポイントを投資信託の購入代金として使えることなども特徴だ。

取り扱い商品 国内株式、外国株式、投資信託、債券、外国為替証拠金取引(FX)、先物・オプション、CFD(くりっく株365)、金・銀・プラチナ、eワラント、iDeCo(個人型確定拠出年金)、保険など
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……99円
〜20万円……115円
〜50万円……275円
〜100万円……535円
※上記は「スタンダードプラン」
※「アクティブプラン」は1日100万円の取引まで無料
※NISA口座の取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:HYPER SBI、SBI CFDトレーダー
スマホ:「SBI証券 株」アプリ、かんたん積立 アプリ、HYPER FXアプリ、HYPER 先物・オプションアプリ、HYPER CFDアプリ
SBI証券の口コミ•評判口コミを見る
  • SBI証券のいいところは何と言ってもPTSです。あの半沢直樹でも時間外取引がピックアップされていましたよね。時間外取引の良さは15:00の市場が終わった後も、株式の取引ができるところです。

    ★★★★★5点
    (20代・男性)
  • 国内株式の評価レポートや業績資料が豊富です。株式売買については他社が採用しているトレーリングストップのような発注方法があればいいと思いました。

    ★★★★4点
    (40代・男性)
  • ログインしたあとのトップページが初めはとても見づらかったが、見慣れるととても内容が豊富で知らないことを知るきっかけになる情報もあって、必要な情報がギュッと凝縮されたページだなと感心しています。

    ★★★★4点
    (60代・女性)

投資信託の取扱数は2600本以上、9ヵ国の外国株式がNISAで取引できる。またIPO銘柄の取引実績も豊富で、すべてNISAで取引できるのも魅力の一つだ。

手数料はアクティブプランを利用すれば1日の約定代金が100万円以下であれば無料。SBI証券が定める国内ETFに関しては手数料無料で、1日の約定代金に含まれない。

また、「投信マイレージサービス」は投資信託を保有しているだけでTポイントが貯まる制度だ。NISAを含む口座の開設だけでもTポイントが100ポイント貯まる。貯まったTポイントは投資信託の購入代金に充てられる。

岡三オンライン証券──投信選びに迷わないサービスが充実

岡三オンライン証券は「ZEROファンドプログラム」により、ブル・ベア型投資信託も含めてすべての投資信託の手数料が無料だ。

岡三オンライン証券〜すべての投資信託が「ノーロード」

無料で提供される分析ツールに対する評価が業界トップクラスの岡三オンライン証券。問い合わせ対応に対する評判もよい。

取り扱っている投資信託のすべてが、購入時の手数料が0円となる「ノーロード」であることも特徴の1つだ。

取り扱い商品 株式、投資信託、先物・オプション、取引所FX(くりっく365)、店頭FX、取引所CFD(くりっく株365)、NISA、iDeCo(確定拠出年金)など
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……108円
〜20万円……220円
〜50万円……385円
〜100万円……660円
※上記は「ワンショットプラン」
※「定額プラン」は1日100万円の取引まで無料ツール・アプリ
ツール・アプリ PC:岡三ネットトレーダーシリーズ、岡三ネットトレーダーWEB2、岡三かんたん発注
スマホ:岡三かんたん発注、岡三カブスマホ、岡三ネットトレーダースマホ

注目の投資信託をピックアップする「ピックアップ投信」や、それぞれに合った投信の提案を行う「投信ロボ」など、つみたてNISAを開設した人が投信選びに迷わないサービスも充実している。

また、IPO銘柄も購入可能で、IPO申し込み時の事前入金が不要である。IPO株が購入できる証券会社で代表的なSBI証券と比較すると岡三オンライン証券は口座開設数が少ない。

IPO株の購入には証券会社ごとの抽選で選ばれる必要があるが、岡三オンライン証券はSBI証券と比較してIPO銘柄のライバルが少ない環境といえるだろう。

DMM.com証券──米国株の取引手数料が常に0円

DMM.com証券は投資信託を取り扱っていないので、つみたてNISAは開設できない。一般NISAまたはジュニアNISAだけが解説できる。

DMM.com証券──アメリカ株取引の手数料が0円

DMM.com証券は取引手数料が安いことで知られているが、特に注目なのがアメリカ株取引の手数料が0円であることと言えるだろう。取引手数料の1%が「DMM株ポイント」として貯まり、1ポイント=1円で証券口座に貯まったポイントを入金することも可能だ。

取り扱い商品 国内株式、外国株式、FX、CFD、NISA/ジュニアNISA、国内ETF/ETN/REIT、米国ETFなど
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……88円
〜20万円……106円
〜50万円……198円
〜100万円……374円
※NISA口座の取引手数料は一律無料
ツール・アプリ PC:DMM株 PRO+、DMM株 STANDARD、DMM株 PRO、DMM株 プレミアチャート
スマホ:DMM 株
DMM.com証券の口コミ•評判口コミを見る
  • DMM株の口座開設では顔認証で顔の角度など指定されて結構大変でしたが何とか申し込みに成功しました。そして、うれしいことに申し込んだ翌日には口座開設してもらえました。

    ★★★★4点
    (50代・男性)
  • DMM.com証券は売買手数料が安いです。基本的には、ネット証券は実店舗運営している証券会社と比較して、手数料が安い傾向がありますが、その中でもこの会社は群を抜いています。

    ★★★★4点
    (40代・男性)
  • 米国株まで取り扱っているので、幅広い投資に関心がある人には最適なところです。困ったときのフォローへの対応が素早いのは、経験豊富なスタッフがたくさん在籍している証拠だと思われます。

    ★★★★★3点
    (30代・男性)

つみたてNISAは利用できないが、NISA口座を利用しなくても米国株の取引手数料は0円だ。NISAの120万円の枠を超えて投資したい場合、無条件で米国株取引手数料が無料のDMM.com証券は魅力的な選択肢だろう。

DMM.com証券はFXも取り扱っており、証券会社だけでなくDMMビットコインという仮想通貨の取引所も開設しているので、すでに仮想通貨の取引をしている人なら利用しやすい証券会社といえるだろう。

松井証券──国内株の手数料が安い

松井証券は外国株を取り扱っていないが、国内株式の手数料が安いのが特徴だ。手数料は1日の約定代金により確定し、50万円以下なら無料、100万円以下なら1,100円、100万円ごとに手数料が1,100円上乗せされる仕組みである(税込)。

松井証券〜50万円までなら手数料が0円

松井証券の一番の特徴は、1回の約定代金の50万円までなら取引手数料が0円であるという点だ。松井証券はこうした「無料」を強みに掲げているネット証券で、口座開設費や口座維持費、入出金手数料もいずれも0円となっている。

また、システムの安定性や取引のしやすさにおいては、評価がトップクラスのネット証券の1つに数えられる。

取り扱い商品 国内株式、投資信託、IPO、貸株サービス、立会外分売、ベストマッチ(約定価格改善サービス)、PTS、MMF、先物・オプション取引、NISA/つみたてNISA、FX、ETF/REIT、iDeCoなど
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……0円
〜20万円……0円
〜50万円……0円
〜100万円……1,100円
※NISA口座の取引手数料は一律無料
ツール・アプリ PC:ネットストック・ハイスピード、株価ボード
スマホ:株touch、投信アプリ

NISAであれば50万円を超えても手数料は無料だ。国内株を積極的に取引したい場合、松井証券が有力な選択肢といえるだろう。

利用できるサービスも充実しており、銘柄スクリーニング機能とデイトレードのための分析ができる「QUICK情報」、ロボアドバイザーが投資をサポートする「投信工房」があり、どちらも無料で利用できる。デイトレードを積極的に行いたい人や、つみたてNISAの銘柄選びに自信がない人へのサポート体制も万全だ。

マネックス証券──外国株の取扱数1位

マネックス証券は外国株の取扱数1位で取引銘柄数は米国株と中国株を合わせて5,000銘柄を超える。投資信託の取扱数は1,000本以上あるので、投資信託の運用にも向いているだろう。

マネックス証券──情報提供面で高い評価、チャートの操作性も評判

投資に役立つ情報提供の面で評価が特に良いのがマネックス証券だ。チャートの操作性や見やすさも評判で、スムーズな取引に役立つだろう。

取引手数料は業界最安水準というほどではないが、ほかのネット証券と比べてかなり安めの水準となっている。

取り扱い商品 株式取引、信用取引、米国株・中国株、投信・積立、債券、FX、暗号資産、先物・オプション、くりっく株365、金・プラチナ、ロボアド、NISA、iDeCoなど
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……110円
〜20万円……198円
〜50万円……495円
〜100万円……1,100円
※上記は「取引毎手数料コース」
※「一日定額手数料コース」は1日100万円までの取引は一律550円
※NISA口座の取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:マネックストレーダー、MonexTraderFX、銘柄スカウター、マルチボード500、フル板情報ツール、チャートフォリオ、マーケットボード、マーケットライダープレミアム、マーケットライダー、MONEX VISION
スマホ:銘柄スカウター、マーケットボード、マネックストレーダー株式 スマートフォン、マネックストレーダー先物 スマートフォン、トレードステーション米国株 スマートフォン、マネックストレーダーFX スマートフォン、マネックス証券アプリ、MONEX VISION、MONEX TRADER CRYPTO スマートフォン、SNS型投資アプリ「ferci」
マネックス証券の口コミ•評判口コミを見る
  • マネックス証券をメインに株式投資をしています。マネックス証券を利用していて気に入っているところは、チャートの見やすさ、注文や約定のスピードなどもあるのですが、一番は銘柄スカウターを利用できることです

    ★★★★★5点
    (50代・女性)
  • 主に国内株式の取引に使っています。SBI証券、楽天証券とマネックス証券をもっておりますが、マネックス証券はツールの画面構成が見やすく初心者にも使いやすい印象です。

    ★★★★4点
    (30代・女性)
  • ネット証券としては先駆けのマネックス証券ですし、出来たころから継続してはいます。ただ、今では同じようなネット証券は数多く出ているにも関わらず、ここだけ、進化の無い世界を感じます。とにかくサイトの情報が整理されておらず、ごちゃごちゃの迷路みたいで分かりづらいのです。

    ★★★★★2点
    (40代・男性)

NISAで投資信託を保有するだけでマネックスポイントが貯まるサービスもある。ポイントの付与率は0.03%で、対象となる投資信託は国内株式型投資信託だ。

また、ツールには「マネックストレーダー」があり、Trading Oneチャートやニュースの確認が可能。「株式スピード注文 & 2WAY」などデイトレード向きのシステムも充実しているので積極的に取引を行う人には使いやすいだろう。

NISAで積立投資してお得な証券会社を探したい人と積極的にトレードもしたい人のどちらの需要も満たしているためバランスが良い。

SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)──2020年の取引手数料に関する顧客満足度が1位

SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)は300万円を超える取引をした場合の手数料が安いのが特徴だ。「一律(つどつど)プラン」の場合、300万円超の取引は一律880円(税込)。

「定額(おまとめ)プラン」は1日の約定代金が50万円以下は440円、50万円から100万円以下であれば660円、100万円から150万円以下であれば880円、150万円から200万円以下であれば1,100円で、以降100万円ごとに440円が加算される仕組みだ(税込)。

SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)〜「手数料がとにかく安い」と人気

「手数料がとにかく安い」と人気が急上昇中なのが、>SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)だ。例えば、約定10万円までの手数料は88円(税込)、100万円までは374円(税込)と、いずれも比較的安い。ツールの操作性や売買のしやすさを評価する声も多い。

取り扱い商品 現物取引、信用取引、先物取引、投資信託、FXなど
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……88円
〜20万円……106円
〜50万円……198円
〜100万円…… 374円
ツール・アプリ ブラウザ版:NEOTRADE W、高機能ダウンロード版:NEOTRADE R
スマホ:NEOTRADE S

さらに信用取引手数料が全銘柄で無料である。2020年のオリコン顧客満足度ランキングの証券会社の取引手数料部門では、SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)が1位を獲得している。

NISA口座は信用取引に対応していないためメリットは薄いかもしれないが、NISAと別に信用取引を行うつもりならSBIネオトレード証券(ライブスター証券)を検討したいところだ。

楽天証券──投資をすると楽天ポイントが貯まる

楽天証券は2600本以上の投資信託、3500銘柄以上の米国株に加えて中国株と新興国の株も取り扱っているためNISAで購入する銘柄に困ることは少ないだろう。手数料は「いちにち低額コース」を利用すれば1日の取引金額が100万円までであれば無料だ。

楽天証券──ユーザーからの無料分析ツールに対する評価が高い

楽天証券は、利用者に無料提供している分析ツールに対する評価が高いことなどで知られる。UI(ユーザーインターフェース。取引画面のこと)が使いやすいと評判だ。

投資信託の販売手数料は全銘柄で無料だ。楽天銀行とも連携しているため、すでに楽天で口座を持っている人であれば検討したいネット証券会社だ。

取り扱い商品 国内株式、外国株式・海外ETF、投資信託、楽ラップ、債券、先物オプション、楽天FX、バイナリーオプション、外国為替、iDeCo、NISA/つみたてNISA、保険など
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……99円
〜20万円……115円
〜50万円……275円
〜100万円……535円
※上記は「超割コース」
※「いちにち定額コース」は1日100万円の取引まで無料
※NISA口座の取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:マーケットスピード II、マーケットスピード、マーケットスピードFX
スマホ:iSPEED、iSPEED for iPad、iSPEED FX、iSPEED 先物OP
楽天証券の口コミ•評判口コミを見る
  • 楽天証券の最大のメリットはポイント投資することができるところではないでしょうか。楽天スーパーポイントを積立投資に利用しているのですが、将来的にポイントを現金化することができますし、積立投資であれば増やすこともできるので、とてもおすすめの使い方です。

    ★★★★★5点
    (30代・男性)
  • 投資信託の手数料が全て無料であり、100円から購入できるのが楽天証券の一番の魅力です。更に小口の株式の現物取引も手数料無料なので、初心者も気軽に株式投資を楽しめます。

    ★★★★4点
    (40代・男性)
  • 楽天に共通して言えることですが、買い物をする楽天と作りこみが似ている(基本の作りこみが同じ仕様)のため、楽天証券としてのキャンペーンやポップアップが不要な広告に見えて仕方ありません。

    ★★★★★2点
    (30代・女性)

総合的に優秀な証券会社だが、楽天証券の強みはポイント制度が充実していることだ。「楽天カード」で投資信託の積立投資を行うと1%分のポイントが貯まる。国内株を取引した場合も手数料1%分のポイントが貯まるため投資でポイントを貯めやすい。

貯まった楽天ポイントは投資信託および株式の購入代金に充てられる。1ポイント以上の楽天ポイントを利用し月に500円以上の投資信託を買うと「楽天市場」のポイント倍率が上がるメリットもあるので、普段から楽天のサービスを利用している人であればNISAで節税をしながらポイントを有効活用することができるだろう。

auカブコム証券──プチ株(単元未満株)がNISAで取引できる

通常、株式は100株単位で売買を行う必要がある。しかし、auカブコム証券は1株単位で売買できる「プチ株」を扱っており、一般NISAでも可能だ。

auカブコム証券──少額取引の手数料が安め

現物株の取引手数料を無料にするという構想も掲げているauカブコム証券。現在は少額取引の手数料が安めになる料金体系をとっており、約定金額10万円以下の手数料は税込99円だ。商品ラインナップに対するポジティブな意見も多い。

取り扱い商品 現物株式、信用取引、フリーETF、プチ株、投資信託、FX、先物オプション、債券、CFD、NISA、iDeCo
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……99円
〜20万円……198円
〜50万円……275円
50万円~……0.099%+99円
※NISAの取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:kabuステーション、カブボード、カブボードフラッシュ、ウルトラチャート、kabuスコープ、kabuカルテ、勝ち株テクニカル分析、残高照会フラッシュ、保証金シミュレーター、先物・オプションボード、先物・オプションボードフラッシュ、証拠金シミュレーター、AIデリバティブ、シストレFXナビゲーター、365FXナビゲーター
スマホ:カブボード、カブボードフラッシュ、先物・オプションボード、先物・オプションボードフラッシュ

また、プチ株や投資信託の取引を行う場合に利用できるプレミアム積立®(プチ株®)は積立買付手数料が無料になる。

100株単位で購入できるほどまとまった資金がない場合でも一般NISAで購入可能であり、株数が100株になれば株主優待や議決権などの権利行使は可能だ。

一般NISAの枠は年120万円と決まっているので、投資額の調整ができる点は魅力といえるだろう。

SMBC日興証券──独自のキンカブサービスとIPOに力を入れている

SMBC日興証券はIPO銘柄に力を入れている。2つの取引コースのうち「ダイレクトコース」では同率抽選で当選しなかった人限定で、当選確率が最大25倍に上がる「ステージ別抽選」を実施している。当選確率の観点からもIPO銘柄に投資しやすい。

SMBC日興証券──会社への信頼性やセキュリティの高さに関する声

SMBC日興証券は信頼性やセキュリティの高さなどが利用者の声として上がることが多い。電話対応に対する評価も高く、取引の安心度はネット証券屈指であるといえる。

取り扱い商品 国内上場株式、ETF、REIT、外国株式、日興VWAPトレード、るいとう、株式ミニ投資、IPO、PO、TOB、CB、債券、投資信託、年金・保険、ファンドラップなど
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円…… 137円
〜20万円……198円
〜50万円……440円
〜100万円……880円
ツール・アプリ PC:日興イージートレード、パワートレーダー、BRiSK for SMBC日興証券
スマホ:日興イージートレード、BRiSK for SMBC日興証券

また、「キンカブサービス」は取引金額を指定して、国内株式の購入が可能だ。通常は株数を指定して売買を行うが、取引金額を指定できる点に特徴がある。

注文金額は100円以上という制限はあるが、投資信託のように金額を指定して株式を購入できるサービスは珍しく、一般NISAの投資額の調整にも役立つだろう。

GMOクリック証券──NISAでの手数料が恒久無料

GMOクリック証券では株式・投資信託・ETF・REITなどの売買手数料が恒久的に無料であることが宣言されている。つみたてNISAの非課税投資期間は最大20年あり、証券会社の手数料は状況によっては制度の利用中に変更される可能性もあるので、恒久的に無料であると宣言されているのは安心だ。

GMOクリック証券〜スマホ対応の取引ツールの充実度高し

取引手数料は業界で最安値の水準。スマホ対応の取引ツールの充実度も高く、株価や財務諸表、経営状況などに関する分析ツールも直感的に理解しやすいデザインだと評判だ。利益率シミュレータなども展開している。

取り扱い商品 国内株式、投資信託 、先物オプション 、FX、外為オプション、CFD、債券、NISA、未成年口座など
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……96円
〜20万円……107円
〜50万円……265円
〜100万円……479円
※NISAの取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:スーパーはっちゅう君、はっちゅう君、レーザートレード、はっちゅう君FXプラス、プラチナチャートCFD
スマホ:iClick株、株roid、GMOクリック FXneo、iClick外為OP、iClickFX365、iClickFX365、FXroid365、iClickCFD、CFDroid、GMOクリック 株BO
GMOクリック証券の口コミ•評判口コミを見る
  • GMOクリック証券を 10年以上利用していますが。個別銘柄への株式投資だけでなく、投資信託、FXやCFDも取り扱っており総合的に投資ができてそれぞれの手数料が安いです。

    ★★★★★5点
    (40代・男性)
  • 私はGMOクリック証券以外にもリスクヘッジの意味も込めて口座を2つ持っていますが、そこと比較をして手数料が圧倒的に安いです。

    ★★★★4点
    (40代・男性)
  • GMOクリック証券の財務分析ツールを活用しています。B/S、P/Lをグラフで閲覧でき、目標株価をチェックできるため、銘柄選定に役立てていました。

    ★★★★4点
    (40代・女性)

GMOクリック証券は分析ツールも優秀だ。株価分析、財務諸表、経営分析、シミュレーターの4つの機能で銘柄を分析可能でありツールが充実している。

NISAの対象ではないが、FX、先物、CFDなどの商品も非常に豊富なので、NISAで株式や投資信託を購入しながらFXなどの取引をしたい人にも向いているだろう。

NISA(ニーサ)のよくある質問

口座開設の選択項目にNISAがない


証券会社の口座開設では、「一般口座」、「特定口座(源泉徴収なし)」、「特定口座(源泉徴収あり)」の3つの口座から選択する。NISA口座の開設はそれらの口座を開設してから、別途申し込む必要がある。

NISA口座を開設するのに必要な手続きは?


証券会社に口座を開設してから、「非課税口座開設届出書」の提出が必要だ。また、手続きには個人番号が確認できる書類が必要。マイナンバーカードを用意しておくと特定口座の開設も含めてスムーズに進みやすい。

NISAを別の証券会社に変更したい


すでにNISA口座を開設していても、改めて別の証券会社にNISA口座を設けることは可能だ。金融商品取引業者等変更届出書を提出し、勘定廃止通知書を受け取れば別の証券会社でNISAの申し込みができる。ただし、すでにNISA口座で購入した商品を移すことはできない。

NISA口座を別の証券会社に移しても、すでに購入したNISAの非課税期間は続く。無理に売却を行う必要はないので、今後も値上がりが期待できるなら保有し続けるといいだろう。

NISA口座の移管手続きはいつまでにする必要がある?


別の証券会社に変更したい場合は、その年の9月30日までに手続きを行う必要がある。10月1日以降の手続きではNISAの移行が翌年になってしまうからだ。また、すでに金融機関でNISAの買付をおこなっている場合も移行は翌年以降となる。

積立(つみたて)NISAで投資信託が購入できない


つみたてNISAでは金融庁の基準を満たした投資信託しか購入できない。投資できる商品は金融庁のつみたてNISAの対象商品から確認できる。対象となる商品は毎年12月頃に更新される。

NISAの配当金を非課税にしたい

一般NISAで購入した株式の配当金は「株式数比例配分方式」で受け取らないと課税される。配当金を証券会社の口座で受け取る方法だ。ほかに「受領証方式(郵送される受領証を銀行へ持参し受け取る方式)」などがあるが、これでは課税されてしまうので注意したい。

設定は各証券会社で行う。複数の証券口座を持っている場合、いずれか1社で設定を行うだけでいい。いずれか1社の設定で全ての証券会社の配当金受け取り方式が「株式数比例配分方式」に変更されるためだ。

特定口座とNISAで損益通算がしたい


NISA口座での取引は非課税だが、同時に売買損失はないものとされる。よって、NISAで損失が発生した場合は、特定口座の利益と損益通算できない。

証券会社は開設するNISA口座と投資の方針で選ぶ


NISA口座をどこの証券会社で開くか。それは、一般NISAとつみたてNISAのどちらを行うのか、NISA口座以外にも取引をするのかによって異なる。

一般NISAとつみたてNISAのどちらを行うのか確定させ証券会社を選ぶといいだろう。

目的に応じて、外国株または投資信託の取り扱い本数が優秀な証券会社、取引件数が多ければ多いほど手数料が優秀な証券会社、投資をしながらポイントを貯められる証券会社など、証券会社ごとに様々な特徴がある。自分の目的がはっきりしていれば自分に合った証券会社が見えてくるはずだ。

(画像:Shutterstock)

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