マネックスがネット証券初のユニコーンファンド募集ほか──7/18~7/24の株式・FX投資ニュース

20代男女の投資額がコロナ前より増加

「Ponta(ポンタ)」の運営を行うロイヤリティマーケティングは7月19日、「コロナ禍における金融の価値観調査」を公表した。同調査によると、コロナショック以降男女20代で「投資額が増えた」と回答した割合が全体より大きかったようだ。

「コロナ禍における金融の価値観調査」 調査概要

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2021年5月21日~5月26日
  • 調査対象:20~60代の男女(有効回答数2,000名)

コロナショックで金融資産商品への投資額が増えた割合

  • 全体:8%
  • 男性20代:15%
  • 女性20代:11%

保有している金融商品は「国内株式」と「NISA、iDeCo」で増加幅が大きかった。若年層は資産形成を始めやすい手軽な商品で資産形成を行っている様子がうかがえる。

日証協が2017年分NISAロールオーバーについて注意喚起

日本証券業協会は7月20日、「非課税期間終了時におけるお手続きのお知らせ」を発表した。2017年投資分の一般NISAの非課税期間は本年で終わるため、その手続きについて注意を促すもの。

売却しない限り、一般NISAの非課税期間終了時の取り扱いは2通りある。課税口座への払い出しかロールオーバーだ。ロールオーバーとは、非課税期間を終える商品を翌年の一般NISA枠へ移し、非課税期間の延長を行う手続きを指す。

課税口座への払い出しに特段の手続きはいらないが、ロールオーバーは必要だ。期限があるため忘れないようにしたい。

外為オンライン、旧アプリを9月末に終了

外為オンラインは7月20日、旧スマートフォンアプリの終了を発表した。9月30日をもってサービスが終了される。

外為オンラインは新しい取引アプリをリリースしている。Android端末向けは2月22日、iPhone向けは6月21日に対応した。外為オンラインは旧アプリ利用者に最新版アプリへの移行を促している。

マネックス証券、ネット証券で初めてユニコーンファンド募集へ

マネックス証券は7月21日、海外ユニコーン企業を投資対象とする「HiJoJoユニコーンファンド」の取り扱いを発表した。個人向けに1口100万円程度で募集を行うもので、8月に取り扱いが開始される。個人向けにユニコーン企業へ投資を行うファンドの販売を行うのは主要ネット証券で初めて。

ユニコーン企業とは

ユニコーン企業は評価額が10億ドルを超える未上場企業を指す。将来の上場(IPO)またはM&Aの可能性が高いとされており、ユニコーン企業への投資は一般にこの売却益に期待して行う。

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DMM、米国株22銘柄追加

DMM.com証券は7月21日、株式取引サービス「DMM株」において米国株式の取り扱い追加を発表した。7月27日以降、「コインベース」など22銘柄を増やす 。同社が取り扱う米国株式は1,183銘柄となる予定 (ETF、ADR含む)。

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マネックス証券、米国株4,200銘柄突破

マネックス証券は7月21日、7月14日・15日・16日に計64銘柄の米国株式を追加し、同社の米国株式取り扱い銘柄が4,200銘柄を超えたと発表した。

米国株式はその証券会社が取り扱う銘柄にしか投資できない。ほかにSBI証券や楽天証券が約4,000銘柄の米国株式を取り扱う(ETF、ADR含む)。

じぶん銀行、「メキシコペソ円」を追加

auじぶん銀行は7月21日、FXサービス「じぶん銀行FX」において通貨ペア「メキシコペソ/円」の取り扱いを発表した。7月26日以降取引できる。

じぶん銀行FXは現行12通貨ペアを取り扱うが、新興国通貨ペアは「南アフリカランド/円」「トルコリラ/円」のみ。今回新たに「メキシコペソ/円」を取り扱うことで取引の幅を広げる。

今回の変更に伴い契約締結前交付書面が一部変更される。今回の通貨ペア変更のほか、資本金の額が変更される(現行350億円→675億円)。その他に変更点はない。

つみたてNISA利用者の83%超が投資未経験者

日本証券業協会は7月21日、「NISA口座開設・利用状況調査結果(2021年3月31日現在)」を公表した。証券会社で開設される一般NISA口座およびつみたてNISA口座の状況をまとめたもの。

同調査によると、つみたてNISA利用者のうち83.1%が投資未経験者。一般NISA(同44.3%)と比較し割合が大きい。

つみたてNISAが開始された2018年以降、同制度の投資未経験者の割合は右肩上がりに上昇している。新たにつみたてNISAを始める投資未経験者が増えている様子がうかがえる。

つみたてNISA口座 投資未経験者の割合の推移

2018年末:59.0%
2019年末:70.7%
2020年末:80.5%
2021年3月末:83.1%

若年層に選ばれているのもつみたてNISAだ。20歳代~40歳代が全体の80.1%を占める。一方、一般NISAは32.0%で、むしろ60歳代~80歳代の高齢世代が全体の51.1%を占める(つみたてNISAは7.0%)。

一般NISAとつみたてNISA 20歳代~40歳代が占める割合

一般NISA:32.0%
つみたてNISA:80.1%

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|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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