コインチェックで初IEO、開始6分で目標の9.3億円突破

ハッシュパレット(Hashpalette)が開発したNFTプラットフォーム「パレット(Palette)」は7月1日、暗号資産取引所のコインチェックで独自のデジタルトークンを発行・販売して資金を調達するイニシャル・イクスチェンジ・オファリング(IEO)を開始した。

パレットは計画通り、1日から2億3000万枚のトークン「Palette Token(PLT)」の売り出しをコインチェック上で開始。購入申し込み総額は販売開始から6分で、調達目標の9億3150万円を突破した。コインチェックが2日、発表した。

計画では、パレットは売り出し価格を1トークンあたり4.05円に設定し、総発行枚数の23%に相当する2億3000万枚を15日間で販売する。パレットは、マンガやアニメ、スポーツ、音楽など日本のコンテンツをNFT(ノンファンジブル・トークン)で流通させるブロックチェーンプラットフォーム。

ハッシュパレットの吉田世博代表は、2日の発表文で、「Paletteは今回のIEOを起点に、日本発のグローバルなNFT特化ブロックチェーンとして成長しいく。(コインチェックは)2年間の申請プロセスの中で、投資家と発行体の双方に対して真摯に向き合われ、高いプロフェッショナリズムを持って取り組んでいただいた。国内のIEO市場の健全な発展を牽引していただきたい」と述べた。

マネックスグループ傘下のコインチェックは、暗号資産(仮想通貨)とNFTを中心とするデジタル資産をコア事業とし、事業を拡大している。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産取引サービスを手がける一方で、NFTを売買できるマーケットプレイスの運営を行っている。

Hashpaletteは、HashPort社が85.8%の株式を保有している。インターネット関連サービスを手がけ、東京証券取引所に上場しているLink-Uが、残りの14.2%を保有する。

|編集:佐藤茂
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