元ディエムCOO、ポルカドットを推進するWeb3財団COOに就任

元ディエムCOO、ポルカドットを推進するWeb3財団COOに就任

Facebookが支援するステーブルコインプロジェクト「ディエム(Diem)」の元最高執行責任者(COO)、ベルトランド・ペレス(Bertrand Perez)氏がWeb3 FoundationのCOOに就任する。

2019年はじめにディエム(当時はリブラ)にCOOとして参加したペレス氏は、プロジェクトの本拠地がスイスからアメリカに移ることになったことを期にCOOを辞したと述べた。

同氏はディエムでCOOに加えて、同氏が立ち上げたディエム(旧リブラ)協会のマネージング・ディレクターを務めていた。ディエムで2年を過ごす前は米決済大手ペイパルのシニアディレクターを8年近く務めた。

「ディエムにはアメリカに素晴らしいチームがあり、規制当局との連携を始めている。現段階では私はアメリカに行くことは不可能だった。私はペイパル在籍中の2014年にブロックチェーンに興味を持った。そしてもちろん、この分野にとどまりたいと考え、素晴らしい技術と未来を持つWeb3 Foundationに移ることに決めた」とペレス氏は語った。

イーサリアムの共同創業者、ギャビン・ウッド氏が率いるWeb3 Foundationは、ポルカドットブロックチェーンを支える重要な組織として知られている。ポルカドットはイーサリアムの高額な取引手数料を回避しようとする開発者から、大きな支持を集めている。

人材流出

ディエムが世界中で逆風にさらされていることを考えると、人材流出は不思議ではない。今年4月には、ポリシー責任者のダンテ・ディスパルテ(Dante Disparte)氏がステーブルコイン「USDコイン(USDC)」を手がける米サークルに移った。

ペレス氏はCOOとして最前線に立ってプロジェクトを守らなければならなかった。だが、ブロックチェーンとステーブルコインを正しく機能させるためにプロジェクトに参加した一人の技術者として、おそらく「こんなことのために参加したのではない」という感情があったのではないだろうか?

「そう、大変なときもあったが、それも仕事のうち。我々がプロジェクトを守るためにディエムにいたのは、ビジョンがパワフルで重要なものだから。ディエムは、世界中の最も必要としている人々のための、安価で速い決済システムを目指している」

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Former Libra Director Joins Polkadot Builder

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