コインチェック、ディセントラランドの土地「LAND」を取り扱い──NFTゲームで2例目

コインチェックは3月30日から、NFTゲーム「ディセントラランド(Decentraland)」の仮想空間上の土地「LAND」を取り扱う。NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」で売買できる。

NFT(ノン・ファンジブル・トークン=非代替性トークン):ブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタルトークンで、アートやイラスト、写真、アニメ、ゲーム、動画などのコンテンツの固有性を証明することができる。NFTを利用した事業は世界的に拡大している。

「Decentraland」は、ユーザーがアバターとしてメタバース(仮想空間)に入るゲーム。ユーザー間でのコミュニケーションや、仮想空間内で作られたコンテンツで遊べる。DAO(分散型自立組織)による運営がなされ、次世代のユーザー主導型ゲームとしても注目を集めている。

コインチェックは3月、メタバース空間に京都をイメージした2035年の近未来都市を制作し、2022年内に一般公開することを発表していた。同社はすでにNFTゲーム「The Sandbox」の土地も取り扱っており、NFTゲームの土地を取り扱うのは2例目となる。

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|取材・テキスト:菊池友信
|トップ画像:コインチェックの発表文より
|(編集部より:LANDの「販売」を、「取り扱い」に修正して記事を更新しました)