横浜DeNAベイスターズ、NFTのユーザー間売買が可能に──「PLAYBACK 9」にマーケット機能

横浜DeNAベイスターズは4月15日、NFTを活用したデジタルムービーコレクションサービス「PLAYBACK 9 (プレイバック ナイン)」において、ユーザー間でNFTを売買できるマーケット機能を実装したと発表した。

NFT(ノン・ファンジブル・トークン=非代替性トークン):ブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタルトークンで、アートやイラスト、写真、アニメ、ゲーム、動画などのコンテンツの固有性を証明することができる。NFTを利用した事業は世界的に拡大している。

NFTを保有するユーザーは、希望の価格を設定して出品できる。売買が成立すると、出品者のLINE Payに入金される。購入者は、LINE Payを通じて、事前にチャージした残高で支払える。

DeNAによると、「お客様間の売買が可能になることで、初回購入時のハードルが下がる」と、利用者層の拡大に期待を掛ける。機能拡充に合わせ、5月15日までに登録したユーザー向けに、牧秀悟選手のNFTを無料で配布する。

「PLAYBACK 9」は2021年11月にサービス提供を開始した。LINEの子会社LVCが開発したブロックチェーン「LINE Blockchain」を採用している。今回、拡充したマーケット機能は、NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」上で実現した。

|取材・テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:ディー・エヌ・エーの発表文より