【b. tokyo】ノン・ファンジブル・トークン(NFT)の可能性──ブロックチェーンの“価値づくり”とは何か?

【b. tokyo】ノン・ファンジブル・トークン(NFT)の可能性──ブロックチェーンの“価値づくり”とは何か?

Brady Dale
公開日:2019年 8月 7日 06:00
更新日:2019年 9月 5日 20:02

2019年10月2・3日のブロックチェーンカンファレンス「b.tokyo 2019」で議論される「ノン・ファンジブル・トークン(NFT)の可能性──ブロックチェーンの“価値づくり”とは何か?」は、暗号資産が切り拓く「新たな経済圏」の象徴ともいえるNFTのポテンシャルを議論するセッションだ。

ノン・ファンジブルは「代替不可能な」ことを意味する。NFTの最も有名なユースケースの一つに、CoinDesk Japanの記事でも登場するDapper Labsの「クリプトキティ(CryptoKitties)」がある。さまざまな猫のキャラクターを収集・育成するゲームであり、代替不可能な固有性をブロックチェーンにより担保することで、1000万円相当の値(仮想通貨ベース)がついたキャラクターが登場するなど世界を驚かせた。

本セッションでは、新たな暗号資産マーケットとして注目を集めているNFT領域において、まさに日本でその可能性にチャレンジする先進的なスタートアップのリーダーが登壇する。

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上野広伸氏(double jump.tokyo CEO & CTO)

ローンチから半年で12000ETH(日本円に換算すると時価で約4億円)を売り上げたロールプレイングゲーム「マイクリプトヒーローズ(マイクリ)」を提供するdouble jump.tokyo CEO & CTOの上野氏は、NFT領域において最も注目を集める起業家の一人である。CoinDesk Japanがレポートしているとおりマイクリのユーザー数は一時世界一を記録し、double jump.tokyoは新たな取り組み「MCH+」でブロックチェーンを用いたゲームの開発支援などを展開し、NFTのエコシステムを構築しようと試みている。

中村太一氏(Anique CEO)

コンテンツのアートワークをコレクションとして所有・販売できるサービス「Anique(アニーク)」は、アニメ『進撃の巨人』アートワークのデジタル所有権を販売することで一躍注目を浴びた。サービスを提供するAnique CEOの中村太一氏は、CoinDesk Japanの取材に対して「ブロックチェーン技術を使えば、デジタルでも“世界に一つ”しか存在しないアートワークを創ることができる。海を越えて販売することで、コンテンツ製作者に新たな収益機会を提供できる」と答えるなど、NFTを用いて日本の強みであるコンテンツの価値を最大化しようと試みている。

真木大樹氏(BlockBase CEO)

真木氏が率いるBlockBaseはNFTのマッチングプラットフォーム「bazaaar(バザー)」を運営し、またNFTを活用した楽曲配信の実証実験を行うなど、同領域での先駆的な試みを続けている。BlockBaseは著名な連続起業家である家入一真氏の投資ファンド「NOW」から資金調達し、また真木氏自身も経済産業省が主催するブロックチェーンハッカソン2019でチームとして最優秀賞を受賞するなど、その動向が注目される存在である。

モデレーター:大野紗和子氏(スタートバーン取締役COO)

アートビジネスへのブロックチェーン活用を目指す「スタートバーン」のCOOを務める大野紗和子氏は、ボストン・コンサルティング・グループ、Google、東京大学教育学研究科特任研究員を経て、フィンテック企業「AnyPay」でCEOを経験するなど、異色の経歴を持つ人物だ。CoinDesk Japanの取材にもブロックチェーンの代表的な誤解について解説するなど、技術とビジネスに対する深い造詣がある。NFTの第一線で活躍するスピーカーを迎える本セッションのモデレーターにふさわしいといえるだろう。


IP(知的財産)大国の日本だからこそ、NFTのテーマは深まる

そもそも日本はアニメやゲームなどIP(知的財産)大国であり、ノン・ファンジブル(代替不可能)な“価値づくり”をしやすい環境にある。NFTは、ブロックチェーンの別名でもある「インターネット・オブ・バリュー(価値のインターネット)」を考える上でも欠かせないテーマであり、日本・東京でこそ議論が深まるテーマだともいえるだろう。

NFTとは何か? 「価値づくり」とは何か? 「インターネット・オブ・バリュー(価値のインターネット)」とは何か? マーケットの潜在的な可能性を議論し、それらの本質に迫る本セッションは、暗号資産の関係者のみならず、金融・コンテンツなど関連する産業のビジネスパーソンにとって必見のセッションとなる。

ブロックチェーンビジネスに特化、6つのテーマを網羅した30セッション

日本最大級のブロックチェーンカンファレンスとなる「b.tokyo 2019(ビー・トウキョウ2019)」(主催:N.Avenue株式会社、メディア協賛:CoinDesk Japan)は、2019年10月2・3日の2日間で開催される。

ブロックチェーン・仮想通貨の領域をリードする70人以上(8月6日現在)のスピーカーを招き、「技術・スタートアップ・フィンテック・産業・ガバメント・未来」の6つのテーマを網羅するカンファレンスだ。約30のセッションで構成されるコンテンツは「CoinDesk Japan」が総合プロデュースする。概要は下記の通り。

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【日時】2019年10月2日(水)・3日(木) 9:30〜18:45 (予定)

【場所】ホテル雅叙園東京

【URL】https://navenue.jp/btokyo2019/

【参加対象】ベンチャー企業/スタートアップ関係者、VC/CVC関係者、金融/IT/メディア/自動車/エンターテイメント/ゲーム/教育/アート/不動産/エネルギー企業関係者、経営企画/研究開発部門担当者、自治体産業推進担当者、一般投資家など

【メディアパートナー】CoinDesk Japan、WIRED Japan、日本経済新聞

【コミュニティパートナー】一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)、一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)、一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)、一般社団法人日本セキュリティトークン協会(JSTA)、ブロックチェーンハブ、CryptoBowl、FINOLAB、HashHub、Neutrino

【動員数】3000人(見込み・2日間合計)

【参加申込】上記WEBサイトからチケットを購入

文:久保田大海
編集:佐藤茂
写真:N.Avenue