イーサリアムがビットコインを上回るパフォーマンスを見せた理由/あらゆるデジタルコンテンツにセカンダリーマーケットを【週末に読みたい厳選10本】

今回は、イーサリアム先物ベースの上場投資信託(ETF)のアメリカでのローンチが目前に迫っているという楽観論がイーサリアムを後押ししたようだ──今週公開したコラムや分析記事、インタビューなどから、週末に読みたい10本を厳選。

イーサリアムがビットコインを上回るパフォーマンスを見せた理由は?──アナリストの意見、割れる

イーサリアムがビットコインを上回るパフォーマンスを見せた理由は?──アナリストの意見、割れる

先週の市場暴落では、イーサリアム(ETH)の下落幅はビットコイン(BTC)よりも小さかった。通常、ビットコインは市場下落時に好まれる資産であることから、その理由についてアナリストの意見が分かれている。

CoinDeskのデータによると、ビットコインが先週10.5%下落したのに対し、イーサリアムは8.3%下落し、イーサリアム/ビットコイン・レシオは2%以上上昇した。暗号資産(仮想通貨)全体の時価総額は8.3%減少して1兆200億ドル(約148兆円、1ドル145円換算)となった。…続きを読む

ゲームをきっかけに、あらゆるデジタルコンテンツでセカンダリーマーケットを実現したい

ゲームをきっかけに、あらゆるデジタルコンテンツでセカンダリーマーケットを実現したい

多くのIPと連携して、魅力的なゲームを開発しているドリコム。2020年に伝説的なRPG「Wizardry」の商標権などを取得し、今回、そのIPを使ったブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt – Wizardry BC -』で使用できるNFTコレクションを、コインチェックの「Coincheck INO」の第1号案件として販売することを発表した。

ドリコム代表取締役社長の内藤裕紀氏にブロックチェーンゲームにかける思い、INOによるNFT販売の狙いなどを、コインチェック副社長執行役員 暗号資産事業本部長の井坂友之氏とともに聞いた。…続きを読む

イーサリアムの生みの親ブテリン氏、X(旧ツイッター)のファクトチェック機能について長文の意見表明

イーサリアムの生みの親ブテリン氏、X(旧ツイッター)のファクトチェック機能について長文の意見表明

ヴィタリック・ブテリン氏が何かを「メインストリームの世界における『暗号資産(仮想通貨)の価値』の具体化に最も近いもの」と呼んだときは耳を傾けなければならない。イーサリアムの共同創設者である同氏は、Xのコミュニティノート機能(当初はBirdwatchと呼ばれていた)について語った。

これは人々が背景情報を追加し、投稿(旧ツイート)の真実性を評価するためのクラウドソーシング・ツールで、プラットフォームがツイッターと呼ばれていた頃、イーロン・マスク氏が人生最悪の取引をする前に立ち上げられていた。なぜブテリン氏が今頃になって、昨年開始された試験的プログラムについて4300ワードにも及ぶ長文のブログを書くことにしたのかは分からない。だがそうしてくれたことを私は嬉しく思う。…続きを読む

ビットコインETF、カナダでの先行事例から学ぶこと

ビットコインETF、カナダでの先行事例から学ぶこと

資産運用大手ブラックロック(BlackRock)が米証券取引委員会(SEC)にビットコインETF(上場投資信託)を申請したことで、機関投資家のビットコインETFへの関心が再燃している。だが、この動きはアメリカにおける暗号資産関連の金融商品についての議論を活発化させただけのようだ。

しかし、ビットコインETFが市場に与える影響について、より意味のある話をするならば、2年半前にこれらの商品が承認され、成功裏に運用されているカナダに目を向ける必要がある。…続きを読む

エルサルバドル日記:ビットコイン普及の鍵はライトニング

エルサルバドル日記:ビットコイン普及の鍵はライトニング

今週、私はエルサルバドル各地を旅しながら、ビットコインの普及スピードを上げ、外国人投資家がビットコイン関連ビジネスを始めることサポートするために積極的に活動している2人の人物に会った。

ビットコイン(BTC)の現在の市場価格は記事執筆時点で約2万9500ドル、ビットコインをまるまる所有することは、ほとんどの人にとって手の届かないことだ。しかし、ビットコインは「サトシ」と呼ばれる1億分の1の小単位に細分化されており、誰でも少額の法定通貨をビットコインに交換できる。…続きを読む

現実資産(RWA)のトークン化が投資に与えるインパクト

現実資産(RWA)のトークン化が投資に与えるインパクト

ブロックチェーンが金融サービスに革命をもたらす多くの方法のひとつに、現実資産(RWA:Real World Asset)をトークン化する機能がある。この記事では、ブロックチェーン・テクノロジーが現実世界の投資商品をどのように構築し、取引し、追跡するのかを紹介する。

すでに金融大手(BNYメロン、JPモルガン、ブラックロック)がトークン化プロジェクトを宣伝し、支払いや決済の観点においてトークン化がもたらす効率性を認識している。しかし、トークン化された投資のより大きな可能性は、グローバルな機会への「分割化された」投資を通じて、金融を民主化し、より広範な投資機会を一般大衆にもたらす力だ。…続きを読む

投資家がトークノミクスを気にかけるべき理由

投資家がトークノミクスを気にかけるべき理由

アルトコインに投資する際の重要な検討事項のひとつがトークノミクス(tokenomics)だ。初心者のために説明すると、トークノミクスとは暗号資産(仮想通貨)やプロジェクトのエコシステムの経済的・財務的な側面を指す。プロジェクト内で使用されるネイティブトークンの設計、作成、流通、管理を含む。

トークノミクスは、トークンの経済的価値と、エコシステム内のトークン保有者のインセンティブを形成するうえで重要な役割を果たす。経済原理、エージェンシー問題、ゲーム理論から、オラクル問題やブロックチェーン・アーキテクチャのトレードオフに至るまで、さまざまな分野にわたる慎重な検討が必要となる。…続きを読む

NBA選手らを惹きつける人気の「Friend.tech」、衰退が予想される理由

NBA選手らを惹きつける人気の「Friend.tech」、衰退が予想される理由

2週間前にローンチされた分散型ソーシャルメディアアプリ「Friend.tech」は、大きな人気を集め、激しい競争を勝ち抜けている。

NBA選手やeスポーツの大物が初期ユーザーとして名を連ね、ベンチャーキャピタル(VC)大手パラダイム(Paradigm)をシードラウンド投資家に抱えるFriend.techは、数字だけで判断すると登場からわずかな期間で、すでにフェイスブックやTikTokのようなビッグ・テックのライバルを引きずり下ろうとする暗号資産業界で最も成功した試みのひとつかもしれない。しかし残念ながら、だからといって今週末になっても注目に値し続けるとは限らない。…続きを読む

Web3、AI、フィンテックの融合と、マシンエコノミーという新しい時代

Web3、AI、フィンテックの融合と、マシンエコノミーという新しい時代

何十億ドルという価値と何百万人というユーザーを抱えているもかかわらず、多くの人々はいまだに暗号資産(仮想通貨)の「キラーユースケース」を探しており、唯一無二のソリューションが存在するのかどうか疑問に思っている。そのような人たちが理解していないのは、イノベーションとは斬新さの探索とその結果としての発見のプロセスであり、正解が1つだけのマークシート試験ではないことだ。

物事がどこにつながっていくのかわからず、迷ったり、苛立ったり、混乱したりしても構わない。かつては、携帯電話が世界のタクシー網を支配するようになるとか、実際の財布とクレジットカードをApple Payに置き換えるとか、伝統的なメディアがデジタル広告とパーソナライズされたソーシャルネットワークに全面的に屈するようになるなど想像できなかったことと同じだ。…続きを読む

自ら混乱を引き起こすバイナンス──求められる広報戦略の改善

自ら混乱を引き起こすバイナンス──求められる広報戦略の改善

バイナンス(Binance)は、もうすでに十分な問題を抱えていて、自ら問題を引き起こすことはないと普通なら思うだろう。例えば、ユーロ取引はもう利用できないとソーシャルメディアで誤って発表してしまうようなことは……。だが8月21日、この世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所は、企業広報の不手際からちょっとした混乱を引き起こした。…続きを読む