ビットコインは2万7400ドル付近で安定──暗号資産市場に低ボラティリティが戻ってきた

上場投資信託(ETF)の楽観論が価格を上昇させた数日後、暗号資産(仮想通貨)市場に低ボラティリティが戻ったようで、主要コインはまちまちの動きを見せ、ビットコイン(BTC)は0.7%下落した。

時価総額最大の暗号資産であるビットコインは10月4日、2万7400ドル付近で取引され、今週初めに2万8000ドルのサポートを失った後は、この水準で安定しているように見える。イーサリアム(ETH)は1.3%下落し、ソラナ(SOL)は3.5%下落して主要暗号資産の損失をリードすることになった。カルダノ(ADA)とバイナンスコイン(BNB)は過去24時間でそれぞれ2%下落した。

エックス・アール・ピー(XRP)は、過去24時間にリップルが2回勝利したことを受けて、上昇した数少ない主要コインの一つになった。3日、リップルのアジア部門がシンガポールで主要サービスを提供するライセンスを取得し、裁判もリップルに有利に傾いた。

その他では、ポリゴン(MATIC)とトロン(TRX)は、明白な触媒もなく2%上昇した。貸付プロトコルのトークン、アーベ(AAVE)は8%下落し、時価総額上位100トークンの中で最も大きく下落した。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Bitcoin Hovers Above $27.4K; XRP Notches Win, Solana Token Slides