「Merge」後のイーサリアムの予定は? ブテリン氏の母から成功のアドバイス【日曜日に読みたい厳選10本】

「Merge」完了後のイーサリアム、次の予定は?

パリで先日開催されたイーサリアム・コミュニティ・カンファレンスにおいて、イーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏は、大型アップグレード「 Merge(マージ)」後のイーサリアムに期待することを語った。

そしてブテリン氏はカンファレンスの最後には、マージが完了しても、イーサリアムは約55%しか完了しないと明かした。…続きを読む。

Mergeでイーサリアムマイナーはどうなる?

イーサリアム(ETH)マイナーは、イーサリアムでマイニングできなくなったら、どうなるのだろう? 190億ドル(約2兆5000億円)の価値のある疑問だ。

長年待ち望まれたPoS移行「Merge」によって、リサーチ企業メッサーリ(Messari)の推計では190億ドル規模とされるイーサリアムマイニング業界は、収益確保のために他の道を探すことを余儀なくされる。…続きを読む。

Mergeを前に取引手数料が低下したイーサリアム、問題点も?

待望の大型アップデート「Merge(マージ)」を前に、イーサリアムブロックチェーンの取引手数料がここ2年間で最低水準まで低下している。

取引の平均コストは現在、12.5gwei以下。gweiとは、ガス代と呼ばれる取引手数料を表すことに使われる、イーサリアムのとても小さな単位だ。12.5gweiは、7月末の半分以下となる。…続きを読む。

暗号資産の弱点はその複雑性だ

多くの金融市場と同様、ビットコイン(BTC)やその他の暗号資産(仮想通貨)の価格は年初から下落を続けている。テラなどいくつかのプロジェクトの崩壊も、私たちは目の当たりにした。

このような一連の出来事によって、多くの一般投資家たちは、わずか1年前にはあれほど強気であったこの資産クラスに将来性があるのかを疑問に思うようになっている。…続きを読む。

暗号資産、回復に必要なのは新たなストーリー

今のような厳しい時期には、歴史を振り返ることが役に立つ。マウントゴックス(Mt. Gox)について考えてみよう。

東京にあったビットコイン取引所マウントゴックスが2014年2月に破綻した後、その大半が個人ユーザーだった債権者たちは、わずかな保証しか受けられないで終わるだろうというのが大方の見方だった。…続きを読む。

ヴィタリック・ブテリン氏の母から、暗号資産で成功するためのアドバイス

暗号資産(仮想通貨)の世界は大きくなったが、それでもまだ、家族的なものに感じられることがある。そしてときに、文字通りそのとおりだ。ナタリア・アメリン(Natalia Ameline)氏は、イーサリアムの生みの親、ヴィタリック・ブテリン氏の母だが、暗号資産業界への自らの貢献の方がよく知られている。…続きを読む。

ビットコイン暴落でCEO退任のセイラー氏が狙う復活劇

マイケル・セイラー氏は、ビットコイン(BTC)保有によって10億ドル近い減損を出し、1980年代に自らが創業したソフトウェア企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)社のCEOを退任した。

57歳のセイラー氏にとって、窮地に陥るのは初めてではない。2000年3月にドットコムバブルが崩壊した後、米テレビ局CNBCの番組で司会者を務めていたジム・クレイマー(Jim Craimer)氏は、マイクロストラテジー社のつまづきが、バブル崩壊のきっかけだと指摘した。…続きを読む。

スポーツ業界にNFTチケットが必要な理由

ダフ屋行為、偽のチケット、違法な再販売など、旧来のチケットシステムは、それなりの数の問題を抱えている。この10年で、デジタルバーコード以外にほとんど革新の起こっていない業界としては、あまり驚きでもない。

検証可能で認証可能なチケットを通じた変化の可能性を提供するNFT(ノン・ファンジブル・トークン)は、イベントへの安全かつ効率的な入場を可能にし、忠実なファンに価値をもたらすことで、現在のスポーツイベントの状況に革命をもたらすことができる。…続きを読む。

ビットコイン+ライトニングは、イーサリアム+レイヤー2に対抗できるか──ライトニングでのアプリ開発とは

市場アナリストたちが、暗号資産の冬についてパニックに陥いるなか、ビットコイン(BTC)開発者たちは、静かにアプリ開発を続けている。

デジタル資産に関するリサーチ・分析企業アーケーン・リサーチ(Arcane Research)のレポートによると、とりわけライトニングネットワーク(Lightning Network)では、少なくとも20カテゴリーにわたって100以上のアプリの多様なエコシステムが構築されている。…続きを読む。

「Web3のYコンビネータ」に仲間入りする方法

「Web3.0のYコンビネータ」とも呼ばれる組織の次回ラウンドに加わるための応募受付が、現在行われている。

テックスタートアップ・アクセレレーター「Yコンビネータ(Y Combinator)」のWeb3版とも言えるシード・クラブ(Seed Club)は、駆け出しの組織やコミュニティが足がかりを得るために、12週間にわたるメンターシッププログラムを運営している。…続きを読む。

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
|画像:Solana Spaces