ラップドビットコイン

WBTC
JPY
  • USD
  • JPY
10,629,160
24h変動率
-0.13%
24h変動値
-14,167
時価総額
1.65兆
24h変動値
-14,167
時価総額
1.65兆
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ラップドビットコイン (Wrapped Bitcoin) の基本情報

発行上限
承認方式
開始日 2018年10月26日発表、2019年1月31日にローンチ
中央機関
提唱者 BitGo社、Kyber Network社、Ren社
オフィシャルサイトURL https://wbtc.network/
ホワイトペーパーURL https://wbtc.network/assets/wrapped-tokens-whitepaper.pdf
公式TwitterURL https://twitter.com/WrappedBTC
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ラップドビットコイン(WBTC)とは?

ラップドビットコインは、BitGo社、Kyber Network社、Ren社のDefi業界の主要企業である3社による合同プロジェクトだ。イーサリアム上でビットコインを利用できるようにする目的で作られたトークンがWBTCである。ビットコインのステーブルコインであることから、1BTC=1WBTCになるように価格が連動する仕組みだ。

ラップドビットコイン(WBTC)の特徴

特定の規格で包むことで互換性を得るラップドトークン

暗号資産には数多くの種類があるが、それぞれに互換性はないことから、イーサリアムのネットワーク上でビットコインを使用することはできない。互換性の問題は暗号資産全体で解決方法が考えられており、解決方法の一つとしてラップドトークンが考案された。

ラップドトークンの代表的な種類であるラップドビットコインは、イーサリアムの規格であるERC-20でビットコインを包むことで、イーサリアムのネットワーク上でビットコインを使用できる。互換性のなかったイーサリアムとビットコインに互換性を生むことに成功している。

ビットコインに連動するステーブルコイン

WBTCの価値はBTCの価値と1:1で連動するように作られている。ラップドビットコインはビットコインのステーブルコインであり、開発元である3社が開発したネットワークにより自動的に価値がビットコイン価格と連動するように保たれる仕組みだ。Mintingにより通貨を発行し、Burningにより通貨を減らすことでビットコインとの価格連動を実現している。そのため、流通するWBTCの量はビットコインの価格によって変化する仕組みだ。

Defiサービスの利用が可能

ラップドビットコインは、イーサリアムネットワークで使用できることからETC20規格に対応したDEX(分散型取引所)などのDefiサービスで利用可能だ。DEXではステーキングなどのサービスが利用できることから、WBTCを預けて報酬を得ることも可能になる。ラップドビットコインを購入することで、イーサリアムの魅力的なサービスを間接的にビットコインで利用できるようになる。

ラップドビットコイン(WBTC)の歴史

ラップドトークンプロジェクトの1つであるラップドビットコインは、2018年10月にBitGo社、Kyber Network社、Ren社の3社により発表され、2019年1月に公式にローンチされた。3社は共通して暗号資産とDefiに関わる事業を行っている。

WBTCとBTCの連動の精度は高く、2019年のリリース開始などの不安定になりやすい時期を除いてほとんど同じ値動きをしている。価格の上昇幅と下落幅が大きい時期でも高い精度でこれまで連動してきたことから、ビットコインのステーブルコインとして実績のある暗号資産といえるだろう。

ラップドビットコイン(WBTC)の今後

ビットコインの将来性に依存する

ラップドビットコインは、ビットコインの価格に連動する仮想通貨であることから、その値動きと将来性はすべてビットコインに依存する。ステーブルコインとしての機能を維持し続けることができる限り、ビットコインが長期的に上昇すればラップドビットコインの保有者も恩恵が得られるだろう。

Defi分野で普及できるかどうか

ビットコインは最初の仮想通貨でありながら時価総額1位でもあるが、仮想通貨の将来性として期待されているDefi分野は時価総額2位のイーサリアムのサービスとなっている。Defiが普及してイーサリアムの価値が高まると、ビットコインよりもイーサリアムを保有したい人が増えてくることが予想されるので、Defiの決済通貨としてラップドビットコインが普及するかどうかはビットコインの将来性にも関わってくる。

仮想通貨同士に相互運用性を生むプロジェクトは、ラップドトークン以外にも様々なアプローチが取られているが、ラップドトークンが相互運用性を生む主要な手段になれるかどうかにも注目したいところだ。

ステーブルコインへの不信感

ラップドビットコインは、ステーブルコインであることから暗号資産市場全体におけるステーブルコインへの不信感が普及に悪影響を及ぼす可能性がある。2018年にはステーブルコインにおける価値の裏付けとなる資産がないことが疑われたテザー疑惑によるテザー(USDT)の下落、2022年にはテラ(LUNA)が価値を担保する仕組みの欠陥を突かれて暴落した。ステーブルコインとして機能しなくなり無価値となる不安は、暗号資産全体に及んでいるため、マイナスイメージの払拭も課題となるだろう。

ラップドビットコイン(WBTC)の購入方法

WBTCは現在国内の取引所で購入することはできないため、Binanceなどの海外取引所で購入する必要がある。国内取引所で口座を開設し、元手となる仮想通貨を取引して海外取引所に送金することでWBTCの取引が可能だ。

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