【おすすめ!】仮想通貨 モネロ(Monero/XMR)の将来性は?購入方法についても解説!

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今回の記事は、暗号資産(仮想通貨)の中でも将来性を期待する声も大きい銘柄である、モネロについてご紹介する。

なお、モネロを取引するには海外の仮想通貨取引所の利用が必要になるが、初心者はまずCoincheckなどの代表的な国内取引所で口座開設することをおすすめする。

モネロのこれまでの価格推移

モネロはアルトコインの1つであり、人気・需要のある通貨だ。モネロの最新価格は下記のページで確認できる。

参考:https://www.coindeskjapan.com/price/monero/

ここではモネロの価格推移を以下の3つに分けて紹介する。

  • 〜2018年までの出来事:2014年初上場、仮想通貨バブル
  • 〜2021年までの出来事:規制強化の動きから注目を集めて高騰
  • 2021年〜からの出来事

どんなときに価格が上昇して、下落しているのかを知り、これからの取引に役立てよう。

では、それぞれを詳しく紹介する。

〜2018年までの出来事 :2014年初上場、仮想通貨バブル

モネロは2014年5月に初上場を果たした。上場当時の価格は1XMRあたり約2.5ドル、その後は2017年中旬まで大きな変動はなかった。しかし2017年中旬から2018年上旬にかけて「仮想通貨バブル」が発生。

多くの仮想通貨が高騰するのに伴い、モネロも高騰した。最高値は約400ドル、しかしバブル崩壊後は54ドル台まで急落したのである。そこから2018年までは特に大きな変動はない。

〜2021年までの出来事:規制強化の動きから注目を集めて高騰

モネロが犯罪に悪用されないよう、欧米では規制が進んでいる。しかし、その規制によって仮想通貨市場への注目が集まり、モネロを含めさまざまな仮想通貨が高騰。投機目的の投資家やアルゴリズムトレーダーが価格上昇に拍車をかけていたのも一因だろう。

2021年からの出来事:仮想通貨全体に注目が集まる

モネロは2021年に入ってからも価値を上げた。

1つ目の理由としては、「モネロはハッカーが支払手段として指定することがあるため、通貨を確保する企業がある」というのが挙げられる。事実がしっかりとあるわけではないが、この推測によりモネロの需要が拡大しているのだ。

2つ目が仮想通貨全体の盛り上がりだ。

仮想通貨に注目が集まり、投資熱が高くなったためモネロの急騰が起こったと考えられる。

モネロの将来性

モネロは将来性があるといわれているが、その根拠として挙がるのは以下の4つだ。

  • 時価総額が上位である
  • 送金速度が早い
  • セキュリティが優秀
  • 誰でもマイニング可能

では、それぞれの根拠を詳しく見てみよう。

時価総額が上位である

モネロは時価総額が高いと注目を浴びており、その高さはトロン・ステラと並ぶものだ。仮想通貨の種類は数千とあるが、モネロの順位は2021年9月の時点で34位とかなり上位だ。そのため今後の将来性が期待されている。

送金速度が早い

モネロの送金速度は約2分。有名なビットコインの送金は約10分もかかるが、モネロはその5分の1の時間だ。送金がスムーズであるため、素早い取引が可能となっている。

セキュリティが優秀

モネロの特徴は秘匿性であるため、当然セキュリティがとても優秀だ。その一つとして挙げられる技術が「リング署名」である。トランザクションとアドレス情報がランダムに関連付けられて公開されるため、誰が取引をしたのかが分からないようになっている。

使用されるアドレスはワンタイムアドレスとなっているため、毎回使い捨てで異なるため、さらに強力なセキュリティ体制が実現できる。

誰でもマイニング可能

モネロで採用されているハッシュ関数はGPUとCPUでのマイニングに適している。 CPUをメインチップとしているPCとの相性が良いため、一般的に利用されているPCでもマイニングが可能だ。自宅でマイニングをしたい方にはモネロが魅力的だろう。

しかし一方で、マイニングしやすいというメリットを悪用し、他人のPCで勝手にマイニングをするという犯罪も起こっている。

モネロの懸念点

モネロには以下の2つの懸念点がある。具体的には以下の通りだ。

  • 犯罪行為に利用されてしまうリスク
  • 海外取引所での購入になるためリスクが高い

それぞれの懸念点について詳しく見てみよう。

犯罪行為に利用されてしまうリスク

モネロの優れている点として挙げられる秘匿性の高さは、送金者が特定されにくく、安心して取引ができる一方、秘匿性が高いゆえに、麻薬取引といった犯罪の不正資金に悪用される危険性もある。いわゆるマネーロンタンリングに使われるかもしれない。

海外取引所での購入になるためリスクが高い

モネロは時価総額が高いものの、国内の取引所ではまだモネロは取り扱われていない。モネロを取引したい場合は海外取引所を利用する必要があるが、国内取引所に比べてセキュリティ面などでリスクがあることを頭に入れておこう。

モネロを購入できる海外取引所3選

モネロを購入できる代表的な海外取引所を以下に3つ挙げる。

  • BINANCE
  • BITFINEX
  • MEXC

BINANCE

1つ目がBINANCEだ。BINANCEは24時間取引高ランキングで第1位を誇っている世界最大級の取引所である。

ユーザー数は1,000万人を超えており、海外取引所だが、日本語対応も施されている。

通貨数は350種類以上、最大レバレッジは125倍となっており、利便性の高い取引所となっている。

しかしデメリットとしてハッキング被害を受けたことがある。ハッキング被害に関しての対応は、ハッキング事件発生後、資金を全額保証、ISOのセキュリティ基準を満たしている。

また、仮想通貨を買う際に日本円の入金はできないため、国内取引所で仮想通貨を購入してバイナンスに送金するのをおすすめする。その際、Coincheckなどの代表的な取引所を利用しよう。

BITFINEX

2つ目がBITFINEXだ。

BITFINEXはiFinexlncが運営している海外取引所で、所在地は香港だ。現物取引やレバレッジ取引も行っている取引所で、あらゆる場面で利用できるだろう。CoinGeckoの世界取引所ランキングでは第4位にもランクインしており、利用者がとても多い。

取扱銘柄数は150を超えているため、マイナーな仮想通貨の銘柄を探している方、取引をしたい方にも適している。

しかしデメリットとしてハッキング被害を受けたことがあり、日本語に対応していない。ハッキング被害に関しては被害額をユーザーに全額保証し、コールドウォレットやマルチシグ対応などのセキュリティ対策を施した。なお、日本円入金に対応しているものの、日本語には対応していないため注意が必要だ。

英語が分かる方や翻訳サイトを使える方向けと言える。

MEXC

3つ目がMEXCだ。

MEXCは2018年にサービス開始された、新しい仮想通貨取引所だ。そのため比較的に知名度は低い。しかし3年程度でユーザーは200万人を突破、その中で毎日トレードを行っているのはおよそ20万人とされる。

MEXCでは以下の取引が可能だ。

  • 現物取引
  • 先物取引
  • マージン取引
  • スワップ運用
  • 上場投資信託
  • 分散型金融
  • P2P取引

さまざまな取引が可能であるため、あらゆるユーザーに利用される取引所となっている。取引が豊富なだけではなく、トレード可能な仮想通貨の種類はおよそ600種類となっている。これらのことからユーザーの利便性は高いと言えるだろう。なお、対応言語には日本語が含まれている。

デメリットとして日本円での取引ができない、取引コストが比較的高いというのが挙げられる。日本円での取引ができないため、利用には手間がかかるのが難点だ。

さらに取引コストは0.2%かかるため、とにかくコストを抑えたい方には向かないだろう。しかし先程あげた取引、Defi、エアドロップ参加、資産のプールなどをする方であればおすすめの取引所だ。

モネロの購入方法の流れ

モネロを購入する上で想定される基本的な流れは以下の通りだ。

  • 国内取引所に口座開設し、仮想通貨を購入
  • 購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金
  • 海外取引所でモネロを購入

では実際にモネロの購入方法の流れを見てみよう。

国内取引所に口座開設し、仮想通貨を購入

海外の仮想通貨取引所では、日本円でモネロの購入ができないケースが多い。

そのため、まずは国内の仮想通貨取引所で口座開設をし、ビットコインなどの主要通貨を購入する。なお、迷った際におすすめの国内取引所はCoincheckだ。Coincheckは知名度の高い取引所で、初心者、中上級者問わず使いやすいと定評があるので無難だろう。

購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金

国内取引所にて仮想通貨を購入したら、モネロを購入できる海外取引所へ送金する必要がある。モネロを取り扱っている海外取引所は、先ほど紹介したBINANCEやBITFINEX、MEXCが挙げられる。海外の仮想通貨取引所は銘柄が多かったり、本人確認書類の提出が必要なかったりといったメリットがあるものの、リスクが高いことは心に留めておこう。

海外取引所でモネロを購入

海外取引所へ仮想通貨を送金できたら、実際にモネロを購入しよう。

海外取引所を利用する際、国内取引所に比べて詐欺、ハッキングといったセキュリティ面での不備やリスクがあるため、自分で定期的にパスワードを変更するようにするのがおすすめだ。

モネロ以外のおすすめ銘柄を3つご紹介

モネロ以外の銘柄であれば以下の3つが将来性をおすすめされることが多い。

  • ビットコイン
  • アイオーエスティー
  • エンジンコイン

ビットコイン

1つ目がビットコインだ。ビットコインは仮想通貨の中で最も有名な銘柄といっても過言ではない。最も時価総額が高く認知度も高いため、仮想通貨の初心者でも手を出しやすいだろう。個人間で直接送金ができたり、手数料が安かったりとコストをかけたくない方にも最適だ。

仮想通貨に手を出したいものの何が良いのかわからないといった方は、まずはビットコインがおすすめだ。

アイオーエスティー

2つ目がアイオーエスティーだ。

アイオーエスティーは国内取引所でも扱われている暗号資産だ。アイオーエスティーは処理速度が早く送金がとてもスムーズであるため、ストレスなく取引ができる。さらに2022年3月時点では、まだ金額が10円に満たないため、小さく始めたい方に最適だ。中央管理者不在で、ブロックチェーンを用いて分散管理されるIOST(アイオーエスティー)は今後ゲームやDEXなどでさまざまなサービスに利用される公算が大きく、期待されている。

エンジンコイン

3つ目はエンジンコインだ。

エンジンコインはNFTの作成ができたり、ゲームで遊びながら稼げたりする自由度の高い仮想通貨だ。大手企業とも連携しており、将来性の高い銘柄だといえる。今後、ブロックチェーンゲームの認知がさらに上がれば、価格上昇が期待できる。他とは違った特色ある面白い銘柄を探している方に適している。

最後に

この記事ではモネロについて紹介した。モネロは秘匿性が高い仮想通貨だ。しかしその特徴を使われ、犯罪に悪用される可能性もある。しかしながらそれだけ性能の高い銘柄であるため、今後もなにかを拍子に急騰する可能性があるだろう。

また、現段階で仮想通貨全体の中でも時価総額は上位にランクインしているため、今後もさらに価値が上がるか注目だ。モネロについて気になる方は、この記事で紹介した取引所を利用してみてはいかがだろうか。

しかし注意点として、海外取引所はセキュリティが不安な面もある。そのため、海外取引所を利用する方はリスクがあることをしっかりと頭に入れておこう。

なお、国内の仮想通貨取引所も必要になることが多いため、口座開設の際には使いやすく取引所手数料無料といったメリットがあるコインチェックなどの代表的な取引所で口座開設しておこう。

(画像:Shutterstock)

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