クアント

QNT
JPY
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11,189
24h変動率
-1.68%
24h変動値
-191.66
時価総額
1,627億
24h変動値
-191.66
時価総額
1,627億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

クアント (Quant) の基本情報

発行上限 12,072,738.00 QNT
承認方式
開始日 2018年6月
中央機関
提唱者 Gilbert Vervain
オフィシャルサイトURL https://quant.network/
ホワイトペーパーURL https://uploads-ssl.webflow.com/6006946fee85fda61f666256/60211c93f1cc59419c779c42_Quant_Overledger_Whitepaper_Sep_2019.pdf
公式TwitterURL https://twitter.com/quant_network
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

クアント(Quant/QNT)とは?

クアント(Quant)はブロックチェーンとネットワークをOverledgerと呼ばれるOSを使って繋ぎ、ブロックチェーンにおける相互運用性の問題を解決するプロジェクトだ。プロジェクト内でマルチアプリケーションを制作した際のライセンス料に利用されるのがQNTである。

クアント(Quant/QNT)の特徴

Overledgerによる複数のブロックチェーン同士の接続

クアントの最大の特徴は、Overledgerによる複数のブロックチェーン同士を接続できる機能にある。仮想通貨には様々な種類が存在するが、相互運用性がないことが問題視されており、ブロックチェーン同士に相互運用性を生むプロジェクトが期待されてきた。

今持っている仮想通貨を別の種類の仮想通貨に交換する場合は、相互運用性がないことから取引所を介して交換する必要があったが、クアントはOverledger機能により複数のブロックチェーンネットワークを直接繋ぐ役割を果たし、取引所を介さず仮想通貨を交換できるようになる。

マルチチェーンアプリケーション(MApps)の構築が可能になる

クアントは、ブロックチェーン上のアプリであるDappsとは異なる複数のブロックチェーンに対応したマルチチェーンアプリケーション(MApps)の開発が可能だ。異なるブロックチェーン上で複数のスマートコントラクトを制作できる。

スマートコントラクトに対応していないビットコイン(BTC)のブロックチェーンでもスマートコントラクトを書き込むことが可能だ。取引の処理速度が速いブロックチェーンと匿名性が高い機能を同時に利用して、各ブロックチェーンの優れている点を集めたMAppsの構築ができる。

Amazonなどの有名企業との提携

クアントは2019年にAmazonのAWS(Amazon Web Services)とパートナーシップ契約を締結した。これによりAWSでは、Overledgerのブロックチェーンシステムを利用できるようになった。

クアントとパートナー契約した企業は他に、LACChain、Nexi Group、ORACLEが挙げられる。大手企業との提携が認められるほど、クアントは信頼性の高いブロックチェーンプロジェクトといえるだろう。

クアント(Quant/QNT)の歴史

クアントのプロジェクトがスタートしたのは2018年6月であり、創設者はGilbert Verdian氏と起業家でデジタルエコノミストのPaolo Tasca博士だ。Gilbert氏は、Vocalink・NSW Ambulance・eHealth NSWのCISOを歴任した。eHealth NSWに関わるなかで、相互運用性の重要性に気づき、クアントのプロジェクトの原型となるアイディアが生まれたといわれている。

クアント(Quant/QNT)の今後

インターオペラビリティ分野で主要な銘柄となれるか

相互運用性は英語でインターオペラビリティと呼ばれ、仮想通貨全体でも問題の解決が注目されている分野であるため、競争相手となる仮想通貨も存在する。例えば、ポルカドット(DOT)は、インターオペラビリティ分野で知名度の高いブロックチェーンとなっており、複数の国内取引所に上場するほど知名度がある。

クアントは2018年にスタートしたプロジェクトであるが、ポルカドットは2020年にスタートしており、後進のプロジェクトとなる。今後も後進のプロジェクトで有力なブロックチェーンが出てくる可能性もあり、その中でクアントが他のプロジェクトに対して優位性や、独自性をアピールできるかが将来性に直結するだろう。

プラス材料になる情報の発信

クアントは、公式サイトTwitterで積極的な情報発信を行っているプロジェクトである。日々の情報発信は、プロジェクトに期待を持つ人や、QNTの保有者にとってもプロジェクトの進捗が順調であることが確認できるので安心材料になるだろう。加えて、ニュースで新たな有名企業との提携が発表されればプラス材料となり、QNTの価格に良い影響を与える可能性がある。

トークンの価値がMAppsに依存する性質

QNTは、プロジェクトで開発されるMAppsのライセンス料として使用される性質から、MAppsが普及しなければ価値の上昇を期待するのは難しい。しかし、従来のDappsの開発には開発者にブロックチェーンの理解が求められ、開発者全体でもブロックチェーン技術を理解しているのは1%未満であるといわれている。

OverledgerはAPIゲートウェイという特徴を持っており、Javascript、C#、Pythonなどの基本的なプログラミングスキルを有していればアプリの開発にブロックチェーンの専門知識を必要としない。つまり、世界中の99%以上の開発者をブロックチェーン開発者にできるので、MAppsの将来的な普及は期待しやすい。

クアント(Quant/QNT)の購入方法

QNTは現在国内の取引所で購入することはできないため、Binanceなどの海外取引所で購入する必要がある。国内取引所で口座を開設し、元手となる仮想通貨を取引して海外取引所に送金することでQNTの取引が可能だ。CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で購入することをおすすめしている。

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