ストージ

STORJ
JPY
  • USD
  • JPY
66.92
24h変動率
1.22%
24h変動値
0.81
時価総額
96億
24h変動値
0.81
時価総額
96億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ストージ (Storj) の基本情報

発行上限
承認方式
開始日
中央機関
提唱者
オフィシャルサイトURL https://www.storj.io/
ホワイトペーパーURL https://www.storj.io/storjv3.pdf
公式X URL https://twitter.com/storj
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ストージ(Storj)とは

ストージは、分散型クラウドストレージサービスのプラットフォームである「Storj(Storj DCS)」で用いられる仮想通貨(暗号資産)だ。「ストレージ」と読まれることもある。Storj上ではユーザーがハードディスクの空き容量を提供する(貸し出す)ことができ、報酬としてストージトークンを獲得する仕組みだ。

本記事では仮想通貨とプラットフォームを区別して説明するため、仮想通貨を「ストージ」、プラットフォームを「Storj」と表記しながら解説を行っていくこととする。

ストージの歴史

Storjは2014年、アトランタを拠点とするソフトウェア開発者のShawn Willinson氏によって設立された。共同設立者のJohn Quinn氏とともに白書でコンセプトを発表し、その後いくつかの変化を経て2018年にクラウドストレージのプラットフォームがスタートした。ストージの2022年8月現在の時価総額は約370億円だ。

ストージの特徴

分散型クラウドストレージネットワーク「Storj」とは

ストージがトークンとして使用されているStorjは「分散型クラウドストレージ(DCS:Decentralized Cloud Storage)」で、ネットワーク上のブロックチェーンを利用してストレージを分散し、データを保存する仕組みだ。

クラウドストレージには、例えばDropboxやOneDrive、Google Driveのように特定の企業がサーバーを管理する中央集権的なタイプが知られている。分散型のStorjはそれらとは異なり、各ユーザーがストレージを利用する一方で、ストレージを与える側になることもできる。Storjは、その需要と供給のプラットフォームを提供している形だ。

ストージは「ドライブファーミング」で獲得できる

パソコンのハードディスクに空き容量があり、安定したインターネット環境を確保できれば、ユーザーはStorj上でストレージを貸し出すことで報酬を得られる。自身のハードドライブを他の利用者にレンタルし、賃料を得るイメージだ。公式アプリケーションをダウンロードし、ウォレットを作成することで始められる。

ビットコインなどでは、新規発行・取引の承認によって新たなブロックを生成し、報酬として仮想通貨を得ることを「マイニング」と呼ぶ。Miningとは鉱脈などを採掘するという意味だ。一方でストージの場合は、マイニングとは異なりストレージを貸し出すことで報酬として獲得することから、耕作や農業を表すfarmingを用いて「ドライブファーミング」という。

Storjの期待に伴い価値が上がる可能性

Storjは、分散型クラウドストレージのメリットを生かし、ネットワーク関連の開発者などから高い需要がある。Storjのシステムに対する期待から、世界的にユーザーが増えるほどトークンであるストージの価値も高まっていくのではないかと考えられる。

Storjと中央集権型クラウドストレージの違い

企業などが巨大なデータセンターを用いてストレージを提供する「中央集権型」のクラウドストレージと、「分散型」のStorjはどのような点が異なるのか。

中央集権型では処理速度が速く、また比較的安価であるというメリットがある。一方で管理しているサーバーがダウンしたり、ハッキングを受けたりするとストレージ上のデータにも影響が及ぶという脆弱性も否めない。管理者がデータを閲覧したり改ざんしたりすることも理論的にはあり得る。

分散型のStorjでは、世界中に点在する独立したノード(端末)にデータが保存されている。そのため一部がサーバー攻撃を受けるなどしても、消失する可能性があるのはデータの断片(シャドー)のみで、残りの断片から復元することもできる。

Storjのメリット

Storjは分散型クラウドストレージの特徴から、安定性と安全面においてメリットが大きい。前述のようにサーバーの停止やハッキングに強いだけでなく、データが暗号化されているため秘匿性が高い。改ざん防止の面からも期待される。

具体的には、ファイルは送信時に暗号化され、その後ファイルを細かく分ける「シャーディング」、データをハッシュ関数に通す「ハッシュ化」という処理が行われている。

また、インターネットと端末の環境が整っていればドライブファーミングによってストージを獲得できる点も利点と言えるだろう。

ストージの購入方法

2022年8月現在、国内の仮想通貨取引所ではストージを取り扱っていない。取引をしたい場合は、BinanceやHuobiなどの海外取引所を利用する必要がある。国内取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入した上で、上記の海外取引所のアカウントを開設・ビットコインなどを送金して、ストージを購入する流れとなる。

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