【DMM株】評判・口コミ|株取引の銘柄と手数料・買い方を徹底解説

DMM.com証券が展開している「DMM株」は、2018年4月にサービスが開始されたばかりだ。ネット証券が提供する株式取引サービスとしては新しい部類に入るが、手数料の安さや取引ツールの使いやすさで人気が急上昇している。本記事では、
DMM株の手数料体系や評判、IPO株の取り扱いなどについて解説していく。
この記事の目次
DMM株の取引手数料は?
DMM株の取引手数料は業界で最安値水準となっており、国内株式の現物取引手数料は55円(税込)からだ。
さらに米国株は手数料が無料だ。主に米国株式で資産運用したい人にとってDMM株はネット証券の中で有力な選択肢の一つになる。米国株式の場合は1株単位で買付けが可能で、国内株式よりも少額で投資をスタートすることができる点が魅力だ。

現物取引手数料(税込)
約定代金 | 手数料 |
---|---|
〜5万円 | 55円 |
〜10万円 | 88円 |
〜20万円 | 106円 |
〜50万円 | 198円 |
〜100万円 | 374円 |
ほかのネット証券では「1日の約定金額の合計額」に応じて手数料が発生するプランも用意されていることもあるが、DMM株ではそういったプランはない。
手数料に応じてDMM株ポイントがもらえる
ちなみに手数料の1%が「DMM株ポイント」として付与され、この株ポイントは「1ポイント=1円」として現金と交換することが可能になっている。

DMM株の口座開設手数料や口座管理手数料は?
DMM株では、「口座開設・口座管理手数料」「入金手数料(クイック入金)」「出金手数料」「入庫・出庫手数料」がいずれも0円で、「単元未満株買取手数料」は1銘柄あたり550円(税込)となっている。ちなみに単元未満株とは、最低売買単位の「1単元」(100株、1,000株など)に満たない株式のことを指す。
手数料項目 | 手数料 |
---|---|
口座開設・口座管理手数料 | 0円 |
入金手数料(クイック入金) | 0円 |
出金手数料 | 0円 |
入庫・出庫手数料 | 0円 |
単元未満株買取手数料 | 550円(税込) |
DMM株の魅力はこのほかにもある。「四季報」「みんかぶ」「モーニングスター」「株式新聞」などの情報サービスやニュースサービスを無料で利用できることだ。例えば、株式新聞のウェブ版は1カ月4,400円(税込)が通常かかるが、DMM株にログインしていれば無料で読める。

IPO株の取り扱いは?
DMM株では国内株式として「現物取引」「信用取引」のほか「NISA(少額投資非課税制度)」にも対応している。「IPO株(新規公開株)」の取り扱いもあり、取引ツールから抽選に申し込むことが可能だ。
DMM株で米国株投資
DMM株で取引できる米国株は、ニューヨーク証券取引所NYSE・NYSE Arca・NASDAQ上場銘柄のうち同社が選定した銘柄。米国ETFもADR(米国預託証券)も同様に、同社が選んだものが対象となる。
「同社が選んだ銘柄しか買えないの?」と残念に思うかもしれないが、対象の銘柄は2021年12月現在、1,497銘柄も存在する(普通株式、米国ETF、ADRの合計)ので、ボリューム感もある。
取引は日本円でのみ受け付けている。米ドルの預け入れはできない。取引手数料は0円、為替手数料は1ドルあたり25銭。配当金受取時の為替スプレッドは、基準為替レート ― 1円(基準為替レートは公示レート)。
注文は、指値、成行、IFDONE注文(指値/指値)などが可能だ。
取引単位 | 1株以上、1株単位 |
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呼値 | 1セント |
値幅制限 | なし |
取引時間 | |
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冬時間 | 23時30分~翌06時00分 |
夏時間 * | 22時30分~翌05時00分 |
<現地時間> | <09時30分~16時00分> |
注文受付時間 | |
---|---|
冬時間 日曜~金曜 | 16時00分~翌06時00分 |
冬時間 土曜 | 16時00分~翌03時00分 |
夏時間 日曜~金曜 | 16時00分~翌05時00分<.td> |
夏時間 土曜 | 16時00分~翌03時00分 |
米国株投資3つの魅力
米国株投資の魅力を以下に整理する。
魅力1:1株から買える
米国株や米国ETFは1株単位から売買でき、少ない資金で始められる。
魅力2:高配当銘柄が多い
日本企業と比較しても、米国株には50年以上増配している高配当銘柄が数多く存在している。
魅力3:市場全体が成長続けている
NYダウ平均株価は右肩上がり。一時的に下落する局面があっても、長期的に見ると成長し続けていると言える。
DMM株の取引ツールは?
DMM株の取引ツールとしては、PC(パソコン)向けの「DMM株 PRO+」、ウェブブラウザで使える「DMM株 STANDARD」、スマートフォン向けアプリの「DMM株」がある。オリジナルチャートが自分で簡単に作成可能な「DMM株プレミアチャート」などのツールも提供している。
DMM株 PRO+(PC向け)
「DMM株 PRO+」はPCにインストールして利用する。注文機能とチャート機能がさらに洗練されていることが特徴で、銘柄スクリーニング機能なども充実している。
DMM株 STANDARD(ウェブブラウザ向け)
「DMM株 STANDARD」はウェブブラウザで利用できる取引ツールで、PCにインストールする手間などが掛からない。シンプルな操作性を重視したデザインとなっており、インストール型ではなくても基本的な機能は全て網羅されている。
DMM株(スマホ向け)
「DMM株」はスマートフォン向けアプリで、「かんたんモード」と「ノーマルモード」の2つのモードが用意されている。

かんたんモードでは難しい専門用語が使われておらず、簡単な操作で初心者でもすぐ取引が可能だ。ノーマルモードはPC向けツールにも匹敵する機能性で、中級者以上向け。

DMM株の口座開設から取引開始まで
DMM株で取引を開始するには、口座を開設したあと、取引のための資金をその口座に入金する必要がある。
口座開設においては、まずは申し込みフォームから必要事項を入力するのが第一歩で、その後でマイナンバー確認書類や本人確認書類をアップロード形式や郵送などで提出すると、口座開設手続きが完了する。独自の「スマホでスピード本人確認」サービスを利用すると、最短でその日から取引が開始できる。

口座への入金方法としては、通常の振込入金のほか「クイック入金」がある。クイック入金の場合は指定の金融機関とネットバンキング契約を結んでいることが必要になるが、振込手数料が0円となるというメリットがある。24時間入金でき、入金も即座に反映される。
DMM.com証券のクチコミ(口コミ)・評判は?
DMM株については、手数料の安さや米国株式の取引手数料が0円であることを評価する声などが多い。また、DMM株がリリースされたばかりのサービスであることもあり、取引ツールのデザインのセンスが良く使いやすいという声もある。
申し込んだ翌日には口座開設できた
最近、口座開設しました。口座開設では顔認証で顔の角度など指定されて結構大変でしたが何とか申し込みに成功しました。そして、うれしいことに申し込んだ翌日には口座開設してもらえました。すごく早い対応でした。取引は主にスマホのアプリでしているのですが、通常モードに加えて簡単モードもあって本当に簡単に取引ができると思いました。IPOで購入できる銘柄はまだそれほど多くないので、もう少し増えてくれば良いなと思います。
素早いフォローがありがたい
米国株まで取り扱っているので、幅広い投資に関心がある人には最適なところです。困ったときのフォローへの対応が素早いのは、経験豊富なスタッフがたくさん在籍している証拠だと思われます。DMM株のポイントは取引手数料の1%を貯められるというサービスですが、消化させるのに一苦労する内容が目立つので、今後は使いやすい内容へ変更してほしいです。現金化するまでの道のりが遠いことから、頻繁な取引をする方へ特にオススメしたいです。
口座に残高がなくてもIPOに参加できる
すごく良いと思っているところは、口座に残高がなくてもIPOに参加できることです。抽選で当選したら入金すればよいから好きな銘柄にどんどん参加できるのが最高です。また、投資情報の所を開けば有料の株式新聞も口座開設しただけで無料でみられるようになるなんてサービスが良すぎです。アプリもとっても見やすくて直感的に取引ができる感じですし、サーバーも早くてしっかりと注文が通るのでかなり気に入っている証券会社です。
別の証券会社がメインでも、米国株を買いたいなら口座開設を
米国株を購入するならDMM.com証券はオススメの証券会社です。円建てかつ少数買いでも手数料が割高になりづらいのが強みでツールも充実しているため別の証券会社をメインで使っている方もそれ目的での利用価値があると思います。初心者向けにかんたんモードというものもあり私は使い分けてます。また、FXなどをされている方は同じDMM口座間で素早く資金移動ができます。私は振込先を間違えて焦りましたが反映が数分で良かったです。
商品が少ないものの、口座開設はしやすく手数料も安い
まず感じたのは、他のネット証券より開設がしやすいことです。他のネット証券ならマイナンバーカードか通知カードが必要ですが、DMM.com証券はマイナンバー記載の住民票と個人情報がわかるものだけで開設できるのでお手軽です。手数料も他のネット証券と同じく安く、米国株の代用有価証券に対応しているところや24時間サポートしてくれるところがいいと思います。
ただ残念だったのが取り扱い商品が少ないことです。また、ポイントが他のネット証券に比べて貯めにくいのも気になりました。
手数料の安さ・スマホアプリの使いやすさ・見やすさが気に入っている
これから始める方でも大変使いやすいです。アプリのみでしかご利用されない方でもいろいろな機能があり使い勝手はとてもいいです。サポートもしっかりしているので、わからないことをすぐに聞くことができるので助かります。なんといっても最大手ともいわれるDMMですので、安心して使うことができるのではないでしょうか。相場変動時にすぐに取引が始められるのはとてもすごいことだと思います。手数料の安さとスマホアプリの使いやすさと見やすさがとても気に入っています。
サポートが24時間体制なのは助かる
取引の手数料が安いというのがかなり助かっていて、大手企業が運営しているだけあって取引ツールが使いやすく、サポートが24時間体制となっているため、ライフスタイルに合わせて問い合わせが可能となっています。また、シンプルかつ把握しやすい商品体系となっていてるのも助かります。東証・名証・福証・札証といった国内の大手4取引所の銘柄を取引できるため、日本全国の株式を業界最安水準で対応できます。
特徴的なのが毎回取引をするたびに取引量に応じてDMM株ポイントをもらえるようになっているため、ポイントを貯めて色々と有効的に活用していくこともできます。
さまざまなキャンペーンにも注目
DMM.com証券が展開しているDMM株では、「周年キャンペーン」や「米国株式取引応援ポイントキャンペーン」などの各種キャンペーンも定期的に実施されているので、小まめにチェックするようにしたい。こうした情報を知っておけば、資産運用のコストを抑えることにつながるからだ。
DMM FXもあわせて検討したい
DMM.com証券はDMM株だけでなく、FXサービス・DMM FXも展開している。FX口座数は75万を突破しており、20通貨ペアの取引が可能だ。通貨ペアの取扱数は、他のFX会社より多いとは必ずしも言えないが、「ドル円」や「ユーロドル」、「ユーロ円」などの主要通貨ペアの取扱いは揃っている。
口座開設から取引までの時間が短いこと(最短1時間という)、デモ口座が用意されていること、LINEでの問い合わせが可能なことなどメリットもある。
DMM株で証券取引を検討するなら、あわせてDMM FXについても検討してみてもいいかもしれない。
DMM ビットコインも人気を集めている
DMMグループはまた、暗号資産取引のDMM Bitcoin(DMMビットコイン)も展開している。こちらも口座開設までは早く、最短当日にビットコインなど暗号資産(仮想通貨)取引ができる。
DMMビットコインは、現物で4通貨ペア(ビットコイン、イーサリアム/BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、ETH/BTC)で取引できる。また18ペアでレバレッジが取引できるなどアルトコイン投資に関心があるなら注目の取引所だ。
具体的には、BTC、ETHのほかに、リップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、モナーコイン(MONA)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)、イーサリアムクラシック(ETC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、クアンタム(QTUM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)がレバレッジ取引の対象となっている。
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(画像:Shutterstock)