ファントム

FTM
JPY
  • USD
  • JPY
127.45
24h変動率
8.24%
24h変動値
9.70
時価総額
3,573億
24h変動値
9.70
時価総額
3,573億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

ファントム (Fantom ) の基本情報

発行上限 3,175,000,000
承認方式 Lachesis
開始日 2019年2月
中央機関
提唱者 Ahn Byung Ik
オフィシャルサイトURL https://fantom.foundation
ホワイトペーパーURL https://fantom.foundation/fantom-research-papers/
公式X URL https://twitter.com/FantomFDN
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

ファントム(FTM)とは?

ファントムは、Dappsなどのスマートコントラクト技術を市場に提供するプラットフォームであり、スマートコントラクトにおける取引速度の問題を解決する目指す。プロジェクトのネイティブトークンとして使用されるのがFTMだ。

ファントム(FTM)の特徴

Opera chainとDAGの採用

ファントムのメインネットワークであるOpera chainは、Dappsを構築するために必要な環境を提供する。このネットワークはスピードとセキュリティを両立しており、取引処理はDAG(有向非巡回グラフ)を採用している。

DAGは従来のブロックチェーンによる取引処理とは異なり、取引データを格納せずに複数の取引データを同時に処理でき、高速取引が可能となっている。そのスピードは1秒以下と、ほとんど即時転送に近い速さだ。同時に処理できる取引数も数千程度となっているため拡張性も高い。

イーサリアムの問題を解決し代替となることを目指す

スマートコントラクトによるDapps開発ができる代表的なブロックチェーンにはイーサリアムがあるが、イーサリアムは決済スピードの遅延と手数料の増加などのスケーラビリティ問題を抱えている。ファントムは取引の高速処理を実現し、スケーラビリティ問題を解決した。

ファントムではEVM(イーサリアム仮想マシン)に対応することで、イーサリアムのスマートコントラクトを翻訳しており、イーサリアムで開発を行っていた人もファントムに簡単に移行できる仕組みが整っている。処理速度も速く、手数料も安いので、イーサリアムの代替になることを目指す「イーサリアムキラー」とも呼ばれる。

ステーキング報酬が得られるFTM

ファントムのネイティブトークンFTMは、コンセンサスアルゴリズムにPosを採用しており、保有されているトークンが取引の承認に利用される。FTMはすでに21億枚が流通しており、31 億 7500万を総供給量として、残りはステーキング報酬によって配布される。つまり、FTMを保有することで保有量に応じたFTMが得られる仕組みになっている。ステーキングは、ファントムの公式ウォレットであるFantom fWallet上で行なえる。

ファントム(FTM)の歴史

ファントムは、Fantom財団により2018年にローンチされた。Fantom財団の設立者は韓国の科学者であるAhn Byung Ik氏であるが、組織が拡大する中でMichael Kong氏がCEOを務めるようになり、国籍を問わず世界中に分散して在住している複数のエンジニア、科学者、研究者、デザイナー、起業家によって構成されるチームへと変化した。

ファントム(FTM)の今後

ブロックチェーン関連プロジェクトとの提携

ファントムはブロックチェーン関連プロジェクトと提携を行っている。具体的には、暗号資産に関連する決済サービスを提供するCrypto.com、ブロックチェーンベースの旅行予約などのサービスを提供するTravala.comだ。今後も期待できる提携が行われれば、FTMの上昇要因となる材料になる可能性がある。

開発者の加入・脱退

ファントムには世界中の有能な技術者が集まっている。そのため、有力な開発者の加入はプラス材料になることも考えられるが、逆に脱退があれば不安材料となり価格の下落につながる可能性がある。実際、2022年3月にはファントムの開発者の一員であるAnton Nell氏とAndre Cronje氏がプロジェクトから脱退した。両氏は近年では開発に携わっていないとファントム財団から説明があったものの、事実とは関係なく脱退に関連する不安が広がればマイナス材料になりやすい。

イーサリアムキラーとしての将来性

ファントムはイーサリアムの問題を解決し、代替となる通貨になることを目指すイーサリアムキラーとして注目されているが、そのような通貨の需要が高まるかが問題となる。また、イーサリアムキラーと呼ばれる仮想通貨はファントムだけでなく、カルダノ(ADA)ソラナ(SOL)などが挙げられ、競争は激しい。

イーサリアムキラーとして価格を伸ばすには、イーサリアムがアップデートによりスケーラビリティ問題を解決できるか、またイーサリアムキラーの仮想通貨の需要が高まったと仮定して、競合通貨のなかで頭角を現せるか重要だ。

ファントム(FTM)の購入方法

FTMは現在国内の取引所で購入することはできないため、Binanceなどの海外取引所で購入する必要がある。国内取引所で口座を開設し、元手となる仮想通貨を取引して海外取引所に送金することでFTMの取引が可能だ。

※当サイトは情報提供を目的としており、当社が暗号資産/仮想通貨に関する契約締結の代理、媒介もしくは斡旋、売買の推奨または投資勧誘等を行うものではありません。また、当社が暗号資産/仮想通貨の価値を保証するものでもありません。
※投資を行う際は、暗号資産/仮想通貨投資におけるリスクを了承の上、利用者ご自身の判断で行ってください。
※当サイトに記載されている価格、手数料等の情報は、各暗号資産/仮想通貨交換業者の説明に基づき、各暗号資産/仮想通貨交換業者の公式サイト等に記載されている特定時点の情報を掲載したものです。最新情報は各暗号資産/仮想通貨交換業者の公式サイトにてご確認ください。
※当社は、合理的な努力をしておりますが、当サイトに記載されている情報の正確性、信頼性等を保証するものではありません。また、当サイトに記載されている評価はあくまで当社独自の調査結果や評価基準に基づくものであり、その正確性、信頼性を保証するものではありません。万が一、これらの情報や評価に基づいて利用者が損害を被った場合でも、当社は一切の責任を負いません。
※当サイトに掲載される広告におけるキャンペーン・特典等は、広告主により実施されるものであり、当社が実施するものではありません。キャンペーン・特典等を利用の際は利用者ご自身で各広告主による募集要綱等を十分にご確認ください。
※当サイトから他のサイトへリンクする場合や、第三者が他のサイトへのリンクを提供している場合があります。当サイトから遷移した先のサイトは当社が管理するものではなく、その内容、正確性、信頼性を保証するものではありません。
※当サイト内のリンクから各暗号資産/仮想通貨交換業者の口座開設を行うと、当社は対価として広告収入を得ることがあります。
※当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承ください。なおCoinDeskJapanの利用規約も適用されます。
※当サイトに記載する情報の著作権その他一切の権利は、当社または当社に情報を提供する第三者に帰属します。当サイトに記載する情報の転用、複製、公衆送信、販売等を含め一切の利用を禁止します。
※資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されています。当サイト内の「仮想通貨」の表記は「暗号資産」と同義となります。