暗号資産の期末時価評価課税の見直しが正式に実現、ビットコインキャッシュが上昇【Weekly Review:6/24~6/30】

アメリカからポジティブなニュースが伝わってきたところに、日本でもポジティブなニュースが。トークン発行を前提としたプロジェクト推進のハードルが1つ下がりました。

暗号資産課税の見直し:大きな前進!

国税庁長官から各地の国税局長および沖縄国税事務所長に宛てた文書(法令解釈通達)という形だったが、暗号資産を発行して自社保有した場合の期末時価評価課税が正式に緩和されることになった。日本の暗号資産スタートアップやプロジェクトにとって大きな前進だ。

ビットコインキャッシュ:久々に話題に

ビットコインから2017年にハードフォーク(分岐)して誕生したビットコインキャッシュ(BCH)が久々に注目を集めた。大手金融機関が支援する新しい取引所EDX Marketsが扱う4つの暗号資産のうちの1つに選ばれたことが要因。ブラックロックのビットコインETF申請と同様に、市場は大手金融機関が暗号資産市場への関与を強めている1つのサインと見ている。

市場動向

ビットコインとイーサリアムは好調。他のアルトコイン、特にSECに「証券」と名指しされた暗号資産は厳しい状況となっている。ビットコインにとって7月は歴史的に強い月。どう動くか?

ビットコインETF

ビットコインETFは、世界最大の資産運用会社ブラックロックが申請したことで、承認への期待が高まっている。もちろん、一部には懐疑的な見方もあり、さらに認められるとしたらブラックロックが一番ではなく、手続きの問題からアークになるという話も。いずれにせよ、SECの対応が待たれる。

業界動向

コインベースについて、ポジティブな記事とネガティブな記事。マイニング事業者はAIのホスティングなど新たな収益源を模索。マスターカードの動きは、消費者からは一見、遠い動きに見えるが業界へのインパクトは大きいだろう。三菱UFJ信託銀行の出資も同様の動きと言える。

NFT

アメリカンフットボールの人気は、日本では少しイメージしにくいが、野球やサッカーと比べると、選手の役割が明確で、1プレーごとに攻撃の方法を決めるなど戦略性が高いところはゲームに向いているのかもしれない。Azukiの新コレクションは好調なスタートに思えたが、その後、価格が下がったり、コンテンツの内容に不満の声が出ているようだ。

One More Thing…

今週、個人的に気になった記事は、いくつかありますが、これを。ドバイは米CoinDeskが選んだ「クリプト・ハブ2023」で第4位にランクインしています。

今回は、CMSの機能を使って記事を表示しています。以前のスタイルよりも読みやすくなっていると良いのですが。

|文・編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock