GMOクリックがスプレッド縮小、SBI証券が米リアルタイム株価の利用料引き下げほか──6/13~6/19の株式・FX投資ニュース

日興証券、証券業界で初めて相続手続きを電子化

SMBC日興証券は6月14日、相続手続きの電子化サービスを開始した。相続の申し出から相続人への振替まで、手続きすべてをインターネット上で完結できるようになる。

SMBC日興証券によると、相続手続きをインターネット上で完結できる取り組みは証券業界で初めて。

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GMOクリック、「ランド円」&「メキシコ円」スプレッド縮小

GMOクリック証券は6月14日、FXサービス「FXネオ」において、「南アフリカランド/円」および「メキシコペソ/円」スプレッド(取引コスト)を引き下げた。引き下げの内容は以下の通り。

GMOクリック証券 スプレッド引き下げの内容

南アフリカランド/円:1.0銭→0.9銭
メキシコペソ/円:0.3銭→0.2銭

スプレッドはFXの取引コストにあたる。今回の引き下げでより有利に取引できるようになるだろう。

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楽天証券、「マーケットスピード2」にRSS導入

楽天証券は6月14日、PC向け取引ツール「マーケットスピード2」への「リアルタイムスプレッドシート(RSS)」導入を発表した。導入は6月25日夕方の予定。

RSSはエクセル上で投資情報を取得できる機能のことだ。任意の情報をシートに自由に配置できるためカスタマイズ性が高い。

今回導入のRSSには発注機能が搭載されるため、エクセルから直接発注できる。発注条件の事前設定もできるため、自動売買も可能だ。

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SBI証券、米国リアルタイム株価の利用料引き下げ&無料化条件の新設

SBI証券は6月15日、有料サービス「米国リアルタイム株価」の利用料引き下げおよび無料化条件の新設を発表した。

SBI証券では通常、米国株情報を15分ディレイで表示している。「米国リアルタイム株価」は有料でリアルタイム表示を行うサービスだ。現行では1か月550円だが、7月2日以降330円に引き下げる。

利用料無料化の条件は米国株の1回以上の取引だ。7月1日現地約定分から判定される。条件を満たすと利用料の無料化を申し込める。無料期間は申し込みから1カ月間だ。

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楽天FX、取引アプリ「iSPEED FX」をアップデート

楽天証券は6月16日、FX取引ツール「iSPEED FX」のアップデートを発表した。メニュー画面に当日の損益状況が追加されるほか、約定照会画面に建玉作成日時が追加される。いくつかの画面最適化も施される。

アップデートは6月29日に行われる予定。

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セントラル短資FX、海外在住顧客の受け入れ終了

セントラル短資FXは6月16日、海外在住顧客の口座開設および取引、また海外からの送金を受け入れないと発表した。7月1日以降適用される。

セントラル短資FXはこれまで海外在住顧客を受け入れてきた。マネーロンダリングへの対応強化から方針を転換させる。

国内在住顧客が海外へ転居した場合、セントラル短資FXは口座を解約できるようになる。すでに口座を持つ海外在住顧客のうち、残高がないものは7月1日以降順次口座が解約される。2022年11月30日時点で建玉がある場合は、同年12月中にすべて決済され、翌1月の解約となる。

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外為オンライン、新規1,000通貨単位取引を停止

外為オンラインは6月16日、新規1,000通貨単位取引の停止を発表した。9月4日午前5:50以降、1,000通貨単位の新規取引を行うことはできなくなる。ただし、すでに保有している1,000通貨単位の建玉は維持できる。また決済取引も1,000通貨単位で可能だ。

外為オンラインは2022年春にサービス終了の予定。残高は親会社DMM.com証券のFXサービス「DMM FX」口座へ引き継がれる。同口座では1,000通貨単位の建玉を受け入れられないため、今回の処置となった。サービス終了時の1,000通貨単位の建玉は強制決済される予定。

なお、外為オンラインはサービス終了の案内を行う特設ページを公開した。サービス終了に関する発表は特設ページで行うとのこと。

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マネックス証券、投資情報画面を強化

マネックス証券は6月17日、投資情報画面「マーケットボード」に機能を追加した。保有銘柄画面および建玉銘柄画面に「リスト(評価損益)」を追加し、銘柄ごとの評価損益などが株価ボードで確認できるようになった。

また検索ボックスに「指数・為替・債券」が追加された。株式のほか指数や為替、債券の検索が可能になり、また登録銘柄画面に登録できるようになった。

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SBI証券、金・銀・プラチナ取引手数料を引き下げ

SBI証券は6月18日、貴金属地金取引「金・銀・プラチナ取引」買付手数料の引き下げを発表した。現行の2.2%を、7月1日約定分から1.65%へ引き下げる。SBI証券によると業界最低水準。

手数料の引き下げはスポット取引および積立取引の双方が対象。なお、売却手数料はもともと無料だ。

キャッシュバックキャンペーンも実施予定

7月1日~30日まで、金・銀・プラチナ取引手数料のキャッシュバックキャンペーンも実施される予定。期間中の金・銀・プラチナ取引にかかる手数料を最大5,000円までキャッシュバックされるもの。

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|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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